再来年から、8月11日が国民の祝日「山の日」となるようです。
「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案」が可決、成立しました。
これを含めて昨日は、参議院本会議で9つの法律案が、押しボタン式投票によって採決されました。
(1)金融商品取引法等の一部を改正する法律案・・・・・・・・・・(賛成223、反対12)
(2)保険業法等の一部を改正する法律案・・・・・・・・・・・・・(賛成223、反対12)
(3)健康・医療戦略推進法案・・・・・・・・・・・・・・・・・・(賛成209、反対27)
(4)独立行政法人日本医療研究開発機構法案・・・・・・・・・・・(賛成209、反対27)
(5)国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案・・・・・・・(賛成213、反対15)
(6)地方自治法の一部を改正する法律案・・・・・・・・・・・・・(賛成223、反対12)
(7)難病の患者に対する医療等に関する法律案・・・・・・・・・・(賛成235、反対1)
(8)児童福祉法の一部を改正する法律案・・・・・・・・・・・・・(賛成236、反対0)
(9)鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案(賛成223、反対12)
反対票数には5パターンあり、その票数によって反対議員の顔ぶれもほぼ、決まるようです。
(A)反対27票=みんな+社民+共産+山本太郎氏
(B)反対12票=共産+山本太郎氏
(C)反対1票=山本太郎氏
(D)反対0票
(E)反対15票=維新・結い(一部)+みんな(一部)
山の日法案(5)の反対議員(E)はやや例外的ですが、それ以外の法案での反対者はわかりやすいですね。
キーパーソンは山本太郎氏です。彼が賛成したのは2法案だけ。とくに(7)は彼一人が反対しています。
氏のブログによると、法案の一部に問題があるので、それを提起するために反対票を投じたとのこと。
難病指定が広がるかわりに、それぞれの患者さんの自己負担が増えることを問題視しているようです。
その山本氏も、祝日が増える山の日法案については、賛成票を投じています。
一方でアントニオ猪木氏は山の日法案に反対しています。氏のブログを見ても、その理由は不明です。