失敗談を書かなければなりません。メールの転送に関する、恥ずかしい話です。
ある臨床系のメーリングリスト(ML)でのこと。
一応説明しますと、ML宛にメールすると、全メンバーに一斉送信される仕組みになっています。
特定のメール宛に返信してもまた、全メンバーに一斉送信されるので、全員が読むことができます。
届いたメールをあとで必要に応じて参照できるように、私はEvernoteに保存するようにしていました。
設定は簡単。メールソフトで、MLのメールをEvernoteに自動的に転送するようにしておけばいいのです。
ところがEvernoteには、1日の間に受信できるメール数に上限があります。プレミアム会員だと250通です。
通常、1日に250通を超えることはありません。
しかし何らかの設定ミスによって、メールの「再転送」が起きると、この上限を超える可能性があります。
おそらくそうなのです。私がうっかり、メールを再転送してしまい、上限を超えてしまったのでしょう。
そこで何が起きたか。
メール数が上限を超えて転送できない場合、エラーメッセージが返信されます。
これが私宛に返信されるのならよかったのですが、おおもとのML宛に送信されてしまったのです。
ML宛のメールというのはつまり、全メンバー宛のメールということです。
このようにして、私のミスによるエラメッセージが、全メンバー宛に、一斉送信されてしまったわけです。
しかも、何度も何度も一斉送信されたようです。他のメンバーにとっては、迷惑メールそのものです。
皆様、たいへんご迷惑をおかけしました。
なんでも自動化していると、こういう落とし穴があるということですね。