ユバタス

「チーターは、肉しか食べないのに、どうして栄養バランスが偏らないんだろう」

そんなナレーションをふと耳にして、テレビ画面を見ると、カロリーメイトのCMでした。

自分の食生活を振り返ると、朝は野菜ジュース、昼はソイジョイ、夜はビール+ブロッコリー+おかず。

この「おかず」の部分には色々ありますが、やはり全体的には、栄養バランスが偏っているかもしれません。

CM中のチーターをよく見ると、筋肉隆々ではないけれど、スリムというよりは、むしろ骨太な印象です。

チーターといえば、地上最速の動物。最初の3歩で、時速64kmまで加速するといいます。

ただし足は速いのですが、腕力は弱いらしいです。

「速いのがとりえ」とは、まるで月の家圓鏡(50代以上の方しか、意味がわからないと思いますが)。

チーターの学名は「Acinonyx jubatus」。この「jubatus(ユバタス)」は「たてがみ」の意味だそうです。

子どものチーターには、たてがみが生えているので、そう名付けられたとのこと。

で、前置きが長くなりましたが、今日の本題の「ユバタス」です。最近よく見かけるIT用語です。

ビッグデータをリアルタイム分析するのが特徴の、NTTなどが新たに開発したソフトウェアのことです。

処理速度が素早いのがウリなので、チーターの速さにちなんで、名前をユバタスにしたそうです。

「ユビキタス」に似た響きがあるこの言葉を、うまいこと見つけ出したものです。

ユバタスのサイトを見ると、マスコットキャラクター(?)のチーターが登場します。

子どものチーターではないので、ユバタス(たてがみ)は生えていませんが、それはまあ、いいでしょう。