勤務医の役職

かつて勤めていた熊本市民病院から、今年度のスタッフ(医師)の一覧表が送られてきました。

しげしげと眺めていると、まあ、面白いと言えば面白い。

院長からヒラの医員まで、医師は全部で92名。もちろんこれに、研修医は含まれません。

(1)院長(1名)

(2)副院長(3名)

(3)首席診療部長(4名)

(4)診療部長(5名)

(5)部長(23名)

(6)医長(18名)

(7)医員(38名)

普通の組織では、下位の役職になるほど人数が増えていく、ピラミッド構造になります。

ところが市民病院では、ヒラの医師(医員)よりも、それ以上(医長以上)の方が多い、逆ピラミッド構造。

さらに医長よりも部長の方が多く、その部長よりもさらに格上の医師が13人もいます。まさに役職の宝庫。

副院長なんて、普通は1人じゃないのかと思われるかもしれませんが、3人います。

首席という言葉は、通常1名に対して用いるものだと思うのですが、首席診療部長が4人います。

そのうち首席副院長とかも出てきそうです。(すみません。自分の古巣のことを、少し茶化しすぎました)