電子カルテ更新

4月からは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-907.html" target="_blank" title="消費増税">消費増税</a>だけなく、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-813.html" target="_blank" title="診療報酬">診療報酬</a>が改定され、定期予防接種制度も少し変わりました。

それに伴って、任意予防接種などの料金を改定し、院内掲示物を作製し、ホームページも更新しました。

最大級のイベントは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-686.html" target="_blank" title="電子カルテ">電子カルテ</a>システムの更新作業です。

具体的には、サーバーと予備サーバーのシステム入れ替えと、クライアント機の確認作業などです。

これは3月の診療終了後から、4月の診療開始前までの間に、行う必要があります。

さいわいにして、本日4/1は火曜日。当院は休診日のため、更新作業はゆっくりと行うことができました。

診療報酬改定額は小幅(全体改定率 +0.1%)なので、受診者の窓口負担額に大きな変化はないはずです。

しかし考えてみてください。世の中では、ほとんどのモノが増税分だけ値上がりしています。

それなのに医療費は、ほとんど値上がりしません。これは、実質的な値下げです。

ところが妙なことに、厚労省が今回作製したポスターには、以下ようなオカシな一文が書かれています。

「厚生労働省が定める診療報酬や薬価等には、医療機関等が仕入れ時に負担する消費税が反映されています」

「消費税が反映されています」と、おっしゃいますけど、

(1)診療報酬改定率を「+0.1%」に抑えておきながら、いったい増税分はどこに反映してるんですか?

(2)社会政策的観点から非課税のはずの医療費に、そもそも消費税を反映させていいんですか?