バチカン図書館

ローマ法王庁の「バチカン図書館」が、所蔵する歴史的文書をデジタル化する計画と報じられました。

古い文書が劣化して読めなくなる前に、デジタル化しておこうと考えるのは当然です。

しかもそれを、ネットで閲覧可能にするそうです。

このニュースの趣旨は、デジタル化作業を受託したのが、日本の「NTTデータ」であるということでした。

しかしそれよりも、バチカン図書館と聞いて私が思い出したのは、映画「天使と悪魔」です。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-502.html" target="_blank" title="以前にも書いた">以前にも書いた</a>、あの「コンクラーベ映画」です。

映画で描かれていたバチカン図書館は、警戒厳重で、館内の温度・湿度や酸素濃度まで管理されていました。

しかし実際にはそれどころか、核爆発にも耐えられるような造りに、最近改修されたばかりのようです。

そのバチカン図書館を、自民党の甘利明氏が、2年前の大型連休中に視察したそうです。

当時の甘利氏の「国会リポート」には、バチカンから文書デジタル化の相談を受けたと、書かれています。

今回のNTTデータの受注決定に、甘利氏の力が関係していたのかどうか、それはわかりません。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-794.html" target="_blank" title="舌がん">舌がん</a>を手術して復帰したばかりの甘利氏ですが、その風貌だけでなく、HPに書いた文章も憎めません。

1月27日の文末は、「きゃりーぱみゅぱみゅ」と言うと「また舌を噛んで入院しそう」との自虐ネタでした。