ビットコインの考案者「サトシ・ナカモト(中本哲史)」氏の正体が、ついに判明したと報じられました。
おそらく、もっとも有名な「正体不明人物」であったナカモト氏。それが誰なのかは、ずっと謎でした。
天才ハッカーか、京大の望月教授か、いや日本人とは限らないし、複数人説や米政府機関説も出ていました。
ところがふたを開けてみるとその正体は、別府で生まれ10歳で米国に移住した、64歳の男性。
その名も、サトシ・ナカモト氏。そのまんまじゃないですか。
そのナカモト氏が考案したとされるビットコインの仕組みを、私の理解する範囲で書くとこうなります。
(1)ビットコインの取引には検証作業が必要となるが、そのためには膨大な数学的計算を要する
(2)ネット上の不特定多数がこの計算に参加し、検証が完了すると取引が認証される
(3)最初に計算をした者は、報酬としてビットコインを得る
(4)ビットコインを偽造するためには、ネット上の不特定多数の計算力の総計を上回る計算力が必要
ネット上の不特定多数の計算力を頼りに、偽造を不可能にするという、わかったようでわからないシステム。
中国などが、国を挙げてスパコンを駆使しても偽造できないのか。そこらへんが心配です。
ちなみにナカモト氏は、ノーベル経済学賞の有力候補だという話も、あるとかないとか。