3日連続で、アンナの話題を書きます。「ペットロス症候群」かもしれません。
ラブラドールの場合、人間に換算した年齢 = 18 + 4.5 x ( 犬の年齢 – 1 ) と計算することがあります。
15歳で亡くなったアンナは、人間でいうと81歳。まさに天寿をまっとうしたわけです。
最近は、近所の小学生にも吠えず、いつも穏やかで、のんびりとした余生を送っていました。
昼寝して、庭をうろついて、腰をおろし、遠くを眺め、また昼寝して、という日々でした。
しかし、人間の4.5倍のスピードで齢を重ねていたので、晩年の衰えは、目に見えて急速でした。
人間の場合、現時点で私よりもご高齢の方は、もともと私より年上であり、年齢差はずっと変わりません。
一方で犬は、はじめは子犬でも、いつしか飼い主の年齢を追い越し、先に高齢化してしまいます。
飼い主よりも犬の方が先に寿命を迎えるであろうことは、つねに覚悟しておかなければなりません。
しかし、肉体年齢は高齢になっても、飼い主の気持ちの中では、いつまでも子犬のように可愛い存在です。
天寿をまっとうしたのに先立たれたような喪失感を感じるのは、そのためなのでしょう。
思い出してやることが供養になると、アンナの話ばかり書いてますが、明日は、別の話題で書くつもりです。