新春のこころみ

新しい年を迎えました。クリニックとしては7回目、私の人生では54回目のお正月です。

年を取ることをポジティブにとらえ、心機一転、すがすがしく新鮮な気持ちになる日です。

あらためて「新年あけましておめでとうございます」と、いちおうご挨拶を申し上げます。

けれども今年は、医療機関にとって、あまりめでたくない苦難の年になるかもしれません。

まず第一に「消費税増税」の問題。物品の仕入れコストが上がるのは、他の業種でも同じ。

しかし医療機関が特殊なのは、消費税を最終消費者(=患者)から徴収できないことです。

ていうか、あたかも医療機関が、最終消費者のような仕組みになってしまっているのです。

おかしな話でしょう。これは保険診療が非課税であるために起きる、消費税負担問題です。

めくじらを立てて騒いでいるのは、医師会ですが、国民にはなかなか理解されにくいです。

できれば、消費税増税分を補填できる程度には、診療報酬を増額してほしいところでした。

ところが、ふたを開けてみると、増税分は実質的に医療機関が負担することになりました。

うれしくない改定結果でしたが、医療の質を落とさぬよう、努力していくしかありません。

ご覧になってお気付きでしょうか。今日は新春企画として、実験的なブログを書きました。

ざっと文章全体を、できればパソコン画面で見ていただくと、その構成がわかり易いです。

いろいろなブログを書いてきましたが、いつかこのような試みをしようと思っていました。

まとまりのない文章になってしまいましたが、なにしろ実験なので、その点ご了承下さい。

すでに「こころみ」に気づかれた方がおられましたら、とりあえず、拍手をお願いします。