ハンスト

25年前の天安門事件で武力弾圧された民主化運動のリーダーが、元日からハンストを開始したとのこと。

台北、北京、ニューヨークに在住する活動家3名が、同時に実行しているそうです。

このニュースで興味を引いたのは、ハンストが24時間ごとの「リレー形式」で行われているという部分です。

詳細は不明ですが、3人でリレーというのは、つまり、3日に1回、丸1日何も食べないってことでしょうか。

こう言ってはアレですが、あまり苦しいハンストではなさそうです。

ちょっとした、ダイエットになりそうな感じさえします。

すみません。茶化してはいけませんね。

おそらくこのハンストは、世界中の賛同者が「参加」しやすいように、敷居を低くしているのでしょう。

健康上の安全を確保するためにも、絶食を1日にとどめるのは、うまいやり方だと思います。

デモじゃないし、中国政府も取り締まりにくいでしょう。

中国全土にどんどん広がりそうな気もしますが、ネットでいくら調べても、続報を目にしません。

たぶん、リレーハンストって、地味な活動で盛り上がらないので、報道する側の熱も冷めたのでしょうね。

その後、参加者は増えたのでしょうか。増えたとしたら、リレーはどのようにして行うのでしょう。

仮に全員が厳密に「直列に」リレーするとなると、人数が多い場合、なかなか自分の順番が回ってきません。

一人一人が分担するハンスト時間を、短くしなければなりません。

数千人規模にでもなると、一人当たり数分間ぐらいでしょうか。ハンストしてる気がしないぐらい短いです。