鼻毛鯖

鼻毛の生えた鯖を想像すると笑えますが、違います。「鼻毛鯖」は、インターネットスラングのひとつです。

電子掲示板などをたまに読むと、スラングが多くて意味不明なことがあります。

いつも目を通しているIT系の情報サイトでも、記事ではなくコメント欄に、ネットスラングが登場します。

パソコン関連の用語なので、決して下品ではありませんが、不可解な言葉にもよく出会います。

今日はそれが「鼻毛鯖」でした。「鯖」=「サーバー」は知ってます。では「鼻毛」は何を意味するのか。

検索すればすぐわかりますが、何でもネット任せでは思考力が鈍ります。まずは自分の頭で考えてみました。

「ほめぱげ(Home Page)」と同じパターンとすれば、「はなげ」=Han Age? 半歳? わかりません。

降参してググってみると、以前NTT-X Storeで売り出された、NECの「Express5800/S70」のことでした。

汎用性にすぐれたサーバー機で、格安だったため、あっという間に売り切れた人気商品だったようです。

発売の際に、オマケで、Panasonicの鼻毛カッター(ER-GN10)が付いてきたそうです。

それで「鼻毛鯖」と、そういう由来でしたか。別名「鼻毛」とも。もはや、オマケが残って本体の痕跡無し。

ネット住人の思考回路って、面白いですね。基本的に、何でも短くしたがるようです。

ちなみに私の愛用カッターは、もっとスリムでかっこいい「ER-GN20」ですけどね。どうでもいいですか。