音数律

雑誌やテレビ番組等で、よく川柳を見かけますね、サラリーマン川柳とか、ペケポン川柳とか。

その内容はともかく、日本人はどうして、「五七調」とか「七五調」が好きなんでしょう。

もっと広く言えば「音数律」という話になります。日本人は「5音」と「7音」が好きなんですね。

だから字余りの句を聞くと、どこかもどかしく、アンバランスな気持ちになります。

おそらく私は、一般の方よりもずっと、字余りに対して違和感や不快感を感じていると思います。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-348.html" target="_blank" title="以前も書いた">以前も書いた</a>ように、奇数段の階段を登ると、足底にかかった圧力の非対称性が気になる人間なのです。

いつかこのブログを、音数律に則って書いてみたいと思いますが、これはなかなか難しいでしょう。

もしかすると、長ったらしい都々逸みたいになるかもしれません。

そういえば元日に、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-820.html" target="_blank" title="少々工夫を凝らしたブログ">少々工夫を凝らしたブログ</a>を書いたのですが、読者の皆さまには伝わったでしょうか。

「すべての行の文字数が同じ」というのも工夫のひとつですが、実はもっと別の「企て」があります。

それで思い出すのが、泡坂妻夫著の「しあわせの書ー迷探偵ヨギガンジーの心霊術」という本です。

読んだことのない方には、さっぱりでしょうけど、実に壮大な「仕掛け」が隠されていて、あっと驚きます。

ネタばらしはできません。でもこの本を書くのって、難しいけど楽しかったでしょうね。

ではいつか きっと誰もが 驚くほどの 仕掛けのブログ 書きましょう(都々逸風)。