年末年始の休診日

多くの事業所は、12月29日から1月3日までを「年末年始」と称して、休業するようです。

これに土日の休業が加わると、12月28日(土)から1月5日(日)までの9連休となります。

病院では、病棟での診療がストップするわけにはいかないので、年末年始には特別の当番体勢が敷かれます。

勤務医の頃は、各診療科ごとのくじ引き等によって、年末年始の回診当番または当直が決められていました。

しかし私は、いつも病棟に重症患者を何人も抱えていたので、年末年始も休まず出勤するのが通例でした。

そのような年末年始の過ごし方を20年以上続けていると、正月が休みという感覚が薄れていきます。

なので2007年にクリニックを開業した当初は、年末年始に連続して休診することには抵抗がありました。

ほとんどの診療所や病院が外来を休診するときこそ、当院の出番だと、そのような気持ちでした。

そこで最初の年末年始には、ほとんどのスタッフを出勤させて、12月30日と1月3日に診療を行いました。

ところが、年末はまだしも、1月3日はほとんど開店休業状態でした。

やっぱり正月から医者にはかかりたくないのでしょうか。

翌年も懲りずに、正月は3日から診療を開始しましたが、やはり受診者は少ない。

そんな経験もあって、正月三が日は休診することにしました。年末の休みも含めると、今年も5連休です。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。