手軽にスパコン

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-807.html" target="_blank" title="昨日発注">昨日発注</a>した「新型MacPro」ですが、今日AppleStoreを見てみると、もう納期は2月になっていました。

購入予定の方、急ぎましょう。

この数年、私がMacを買うのはAppleStore(ネット)と決めています。

その最大の理由は、仕様をカスタマイズできること。いわゆる「CTO;注文仕様生産方式」です。

メモリや記憶装置のサイズはおろか、CPUやGPUの処理速度まで、いくつかのグレードから選択できます。

ためしにMacPro最強の仕様で会計してみたら、合計額は103万円ナリ。ディスプレイ抜きでこの価格。

間違って購入ボタンを押したらオオゴトですな。

その最強仕様のMacProの演算能力はなんと、7テラFLOPS。これが高性能すぎて、話題になっています。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-580.html" target="_blank" title="スパコン">スパコン</a>「京」の能力は、名前の由来でもある1京FLOPS。テラで言えば、なんと10000テラFLOPS。

しかし、スパコン「地球シミュレータ」が2002年に世界一となった時の性能は、35.86テラFLOPSでした。

だからMacProは、10年ぐらい前のスパコンに匹敵する演算能力があるわけですが、これが問題のようです。

国は、政府機関等へのスパコン導入に際しては、競争的手続きを特別に厳しく規定しているからです。

そしてそのスパコンの定義は「1.5テラFLOPS以上の性能を有するコンピューター」と定められています。

もちろんこれは、政府調達のルールに縛られる機関に導入する場合であって、私には関係ありません。

しかし、国立の大学や研究所のMacファンの方々にとっては、大問題のようです。

基準の1.5テラFLOPSが、8年前から変更されてないものだから、完全に実勢に合わなくなっているのです。