USBコネクタの次世代規格「Type-C」は、デザインを一新して「リバーシブル」になるそうです。
つまり、差し込むときに、表裏どちら向きでもいいような、形状になるわけです。これはうれしいですね。
いまノートパソコンの場合、USBコネクタのマークが見えるように上向きに差し込めば、たいていOKです。
しかしコネクタが縦向きの場合、無造作に差し込んで、それが正しい向きかどうかは「五分五分」です。
いや経験的には、間違い率8割といったところでしょうか。なぜかたいてい、逆向きになってしまいます。
Apple製品では、最近のiPhoneなどのLightningケーブルが表裏のない形状なので、とても便利です。
電源のコンセントも、一見リバーシブル形状の縦2本の溝ですが、実は微妙に左右差があります。
交流でも「極性」があるのです。壁のコンセントでは通常、左側の溝の方が少し長くしてあります。
長い方が「アース」で、短い方は「ホット」というそうです。アースの方は、安全のため接地されています。
このことは、オーディオマニアにとっては常識でしょう。私も多少こだわり派なので、知っています。
アンプなどの音響機器には必ず電源極性の指定があり、コンセントを差し込む方向が決まっているのです。
オーディオ関係のサイトをみると、電源極性を合わせるだけで音質が劇的に良くなる、と書いてあります。
私も当然、その原則を守ってコンセントに差し込んでいるのですが、音質がどうかと言われても、困ります。