飲酒検問

仕事を終えて21時半ごろ、いつもの通勤路を車で走っていたところ、珍しく飲酒検問に遭遇しました。

もちろん、なんの問題も起きるはずもありません。が、検問って、なんかイヤですね。心拍数上がります。

現場は、昨年7月の豪雨で水没・破損した、吉原橋の北側の交差点。

抜け道に使われる旧道の要所で、道は細く、暗く、きっと検問にはうってつけの場所なのでしょう。

おりしも今日は「自動車運転死傷行為処罰法」が、参院本会議で全会一致により可決成立しました。

アルコールや薬物や特定の病気の影響による人身事故を、厳罰とする法律です。

この法律が施行されるまでの「猶予期間」のうちに飲酒運転が多発する、と警察が思ったのかどうなのか。

今日という日を選んで検問を実施したのには、今後の取り締まり強化をアピールする狙いがありそうです。

車を止められて私が窓を開けると、「飲酒検問です。ご協力をお願いします」といかにも低姿勢な警官。

それ応じて私も「お疲れ様です」と、ことさらに善良な市民を演じ、和やかな検問が行われたのでした。

でも心拍数は上がってました。これは条件反射なのです。

充放電アプリ

Appleによれば、iPhoneは500回、MacBook Proでは1000回の充放電で、バッテリーが消耗するそうです。

もちろんこれは、バッテリーを傷めないよう、過充電や過放電に気をつけて充放電した場合の回数です。

パソコンやスマホのリチウムイオン電池は、「継ぎ足し充電」が望ましいということは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-758.html" target="_blank" title="前に書きました">前に書きました</a>。

電池残量が20%を切ったら充電を開始し、80%を超えたら充電をやめる、というのが私の流儀です。

しかしこれがなかなか難しい。ちょっと油断するとすぐフル充電になってしまうからです。

フル充電状態は、リチウムイオン電池を劣化させます。もちろん、ACアダプタつなぎっぱなしなど論外。

私の鉄則は、Macを充電するのは作業中だけ。不在時や寝ている間にACアダプタに接続するのは厳禁です。

Windowsパソコンには、80%で充電を止める機種もあるそうですが、残念ながらMacにはありません。

さいわいiPhoneには「充電タイマーアプリ」があるので、インストールしています。

ただしこれ、設定した充電容量になるとアラームが鳴るだけ。充電は止まらないので注意を要します。

うっかりフル充電にしてしまった人のために「急速放電アプリ」なんてのもあります。

ただしAndroid用のみ。iPhone用がどうしても見つかりません。ご存じの方はご連絡ください。

パジャマ

最近の私の平均的な睡眠時間は、5時間半から6時間ぐらい。できればもう少し、眠りたいところです。

時間が短いのなら、眠りの質を高めようと、その方策をネットであれこれ調べてみましたが・・・

「夜は食べ過ぎない」「毎日同時刻に寝る」「寝る前にストレッチする」など、守れそうにないことばかり。

そんな中で目を引いたのは、「パジャマで寝ること」です。これなら実行可能かも。

眠る前にいつも決まった行動をとることで、眠る準備を整えることが、良い眠りを誘うそうです。

これを「スリープ・セレモニー」といって、パジャマに着替えることも、その儀式だという考え方です。

このことを知り、昨日さっそく家人にパジャマの新規購入を要請しました。

仕事から帰ってみるとしかし、買ってあったのは、日頃の部屋着とそっくりな、グレーのスウェット。

これじゃあ部屋着と同じなんですけど。そう苦情を申し上げたら、部屋着にも使えばいいとの返答。

それじゃあ儀式にならないんですけどね。ま、こちらの意図をちゃんと伝えていなかった私が悪いのです。

せっかくなので昨夜は、新しいパジャマを着て寝ました。今朝起きたらもちろん、部屋着に着替えました。

パジャマと部屋着とで、ほとんど違いは無いのですが、着替える動作が大事なのです。儀式ですから。

睡眠の質がどうなったかは、もう少し経過を見てから報告します。

フォント

このブログの本文は、Macの標準フォントのうちの「ヒラギノ丸ゴシックPro」を使っています。

印刷しても画面に表示させても、読みやすくて優しい印象があるので、私の好きなフォントです。

ところが先日、ふとWindowsで私のブログを見てビックリ。字が読みにくい!(ていうか汚い)

Windows7のInternet Explorerなんですが、表示フォントの「MSPゴシック」が原因のようです。

もう、ギザギザして、昔のドットプリンターの印字を見ている気分です。とくに小さな文字は最悪。

私のブログだけかと思いきや、他のサイトの文字も全部汚い。私の設定ミスなんでしょうか。

Webサイト表示フォントを「メイリオ」というのに変えてみましたが・・・まだダメ。ギザギザです。

どうやらWindowsというのは、ディスプレイ上の見た目についてはあまり気にしていないフシがあります。

あくまで仕事の「結果」優先。画面表示など、作業の途中経過に過ぎないというわけです。

一方でMacは、ディスプレイ上の美しさにひどくこだわっているのが特徴。

こちらは仕事の「過程」も大切に(快適に)したいという考えです。

ジョブズが大学時代(厳密には退学後)に興味を持っていた授業が「カリグラフィー(装飾文字)」でした。

このときの経験が、Macの個性とも言うべき多彩なフォントを与えたことは、ジョブズ自身が語っています。

そしてそれは、Apple製品のデザイン全般にも共通する「美学」にもつながることになったわけです。

Appleの製品は、消費者が見るはずのない内部の基盤の配線にすら、徹底的な美しさを追求しています。

ところがWindowsは、いつも目にするフォントにすら美観を求めてないから、私は好きになれないのです。

インフルエンザワクチンは効くのか?

インフルエンザワクチンは、満6カ月から接種できますが、0歳児では効果が少ないといわれています。

当院では、0歳児でも接種を希望されれば、保護者の意向を尊重して、なるべく接種するようにしています。

ただし、今年4月以降に生まれたお子さんには、あまりお勧めしていません。

その理由を述べます。

不活化インフルエンザワクチンには、「全粒子ワクチン」と「スプリットワクチン」の2種類があります。

日本では1970年代までは全粒子ワクチンでしたが、その後スプリットワクチンに切り替わりました。

全粒子ワクチンとは、その名の通り、インフルエンザウイルスを丸ごと不活化(無毒化)したワクチンです。

本物のウイルスに対する生体反応と同じように免疫が付くので、ワクチンとしては良く効きます。

ただし、発熱や腕の腫れなどの副反応が起きやすいという欠点があります。

一方でスプリットワクチンは、副反応を減らすために、ウイルスから脂質などを取り除いたものです。

インフルエンザに対する免疫を新たに付けるのではなく、すでにもっている免疫を強める働きがあります。

つまり、過去にインフルエンザに感染したことがある人でないと、スプリットワクチンは効かないのです。

今年4月生まれ以降の赤ちゃんは、さすがに感染歴はないでしょうから、私は接種をお勧めしないわけです。

国が、全粒子ワクチンからスプリットワクチンに切り替えた理由は、副反応を回避したかったからです。

少々効きが悪くても副反応が少ない方がいい、という発想です。

この考え方は、日本のワクチン行政の根底を流れる、基本理念みたいなものでしょう。

さすがに国も、H5N1鳥インフルエンザのワクチンは、全粒子で製造する計画のようです。

全粒子ワクチンの方が良く効くということは、わかっているのです。

バッテリー上がり

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-764.html" target="_blank" title="先日転倒">先日転倒</a>するまではずっと自転車通勤で、転んでからは自転車も車も運転しない日が続いていました。

今日、1カ月ぶりぐらいに車(自動車)に乗ろうと思ったら、バッテリー上がりです。そんな予感してました。

対処法は2つ。自分で解決するか、救援を呼ぶか。

ここは当然、前者を選択。JAFを呼ぶなんて、オトコがそんな恥ずかしいことはできません。

家人の車のバッテリーと「ブースターケーブル」でつないで、エンジンを始動することにしました。

ところが肝心のケーブルがない。そうか、被覆が剥がれて危ないので、だいぶ前に捨てたのでした。

あきらめてディーラーに連絡し、近日中に新品と交換することにしました。バッテリーも古かったのです。

ところが夜になって、バッテリー上がりぐらい自分で解決したいという思いが、フツフツと湧いてきました。

ケーブルはハンズマンで買ってくればいい。22時まで開いてるはず。家人にアッシー君を頼もう。

無事エンジンがかかっても、すぐには止めず、しばらくドライブしてバッテリーを充電せねば・・・

あっ、さっきビール飲んだ。

教訓

(1)暗電流(停車中の車の電力消費)をあなどらない。

(2)ブースターケーブルを完備せよ。しかも被覆の厚いやつ。

(3)ビールを飲む前に、何か忘れていないか考えよう。

(4)JAFはすぐ呼べ。

明晰夢誘導装置

画期的な装置だと思っていたところが、急転直下・・・ややこしい話なので、順を追って書きます。

(1)明晰夢

睡眠中に夢を見ている途中で「あっ、これは夢だな」と気付きながらも、まだ見続けている夢のことです。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-469.html" target="_blank" title="私もときどき見ます">私もときどき見ます</a>。しかし「明晰夢(Lucid Dream)」という呼び方は、最近になって知りました。

(2)Kickstarter

不特定多数の出資者から資金をネットで調達する、いわゆる「クラウドファンディング」のひとつです。

映像や音楽や特殊技術製品など、クリエイティブなプロジェクトに特化しているのが特徴だそうです。

(3)LUCI

睡眠中の脳波を解析してイヤホンから話しかけ、明晰夢を誘導する、ヘッドバンド型の近未来的な装置です。

量産化に向けてKickstarterで資金募集を開始したことが、先月話題になり、私も大いに興味を持ちました。

(4)詐欺

LUCIに対してはKickstarterでの人気は高く、目標額を大きく上回る36万ドルの出資が集まったとのこと。

ところが一昨日、募集が突然打ち切られました。どうやらLUCIは、詐欺だった可能性が高いそうです。

だいたい、夢に介入して、それを夢だと気付かせ、さらに続きの夢を見させようなんて、夢みたいな話です。

ホントに実現したら面白いですけどね。

小泉氏の脱原発論

小泉元首相が「脱原発」を主張しています。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-398.html" target="_blank" title="放射性廃棄物">放射性廃棄物</a>の最終処分場を日本には作れない、と言うのがその理由です。

一方で安倍政権は「原発ゼロではエネルギーが不足する」と、目の前に差し迫った問題を重視する立場です。

放射性廃棄物は、冷却も兼ねて六ヶ所村などに一時保管されていて、処分問題の先延ばしが続いています。

しかし、いつかは最終処分場を無理矢理どこかにつくらなければなりません。

稚内近くの町で、その最終処分のための研究施設が建造されつつあり、「封印実験」が始まるそうです。

外国の事情はどうなんだろと、Wikipediaなどを覗いてみましたが、意外とどの国も苦労しているようです。

米国では、試験施設はありますが、本命の最終処分場は、地元の反対等が続き建造計画は凍結されています。

フランスはまだ、試験施設を建造中。貧しい村に巨額の助成金が入り、住民の賛否も二分しているとのこと。

これらの原発大国は、日本よりも広大な国土を有しているというのに、この始末です。

国土が狭い割に人口が多く、しかも福島の事故を経験した日本で、最終処分場の建造が果たして可能なのか。

建造可能な国があるとすれば、住民の反対を押し切れる、ロシアとか中国ぐらいでしょう。

自動ブレーキ車

自動ブレーキ車の体験走行中に、車が止まらずマットを突破してフェンスに激突する事故が起きました。

運転者の頸椎捻挫と助手席の人の右腕骨折を考えると、かなりの衝撃(スピード)だったのでしょう。

マットとフェンスの間に、人がいなかったのが幸いでした。

詳細はまだ明らかにされていませんが、車は止まるどころか加速していたのではないかと、私は推測します。

自動停止を待ちきれず、運転者が自分でブレーキを踏もうとして、間違えてアクセルを踏んだ可能性です。

試乗者は、走行前に係員からきっと、こう言われていたはずです。

「車は必ず自動的に止まりますから、決してブレーキを踏まないでください」

そう言われても、目標が近づくとやはり怖い。怖いけれども、車を信じて走り続けなければなりません。

自動ブレーキ車の体験走行とは、ある意味「チキンレース」なのです。

まさか自動停止する前に、怖くて自分でブレーキを踏んでしまうなんて、みっともないマネはできません。

うっかりブレーキを踏まないように、走行中の右足はアクセルの上に乗せっぱなしになります。

しかしどうしても恐怖心に勝てなくなり、思わずその右足を踏み込んでしまった。私の推測はこれです。

事故防止のためには、自動ブレーキ体験は、シフトをニュートラルにして慣性走行で行うべきだと思います。

落書き

ラッパー「エミネム」の、高圧洗浄プロモーションが話題になっていますね。じつに面白い。

彼の名前で型抜きした板を、街の道路や壁に当て、高圧洗浄機で文字の形に「洗浄」するというものです。

そこにはあたかもロゴをペイントしたかのような、広告ができあがります。いやあ、アイデアですね。

でも法的にはどうなんでしょうね。不法に道路を変色させた、なんて言いがかりをつけられるのでしょうか。

洗浄機ではなく、スプレーペイントで道路や公共建造物の壁に文字や絵を描くのは、もちろん違法行為です。

私邸のブロック塀や、店舗のシャッター等に落書きしてもいけません。

落書きはなるべく早く消さなければならず、そのためには、手間と費用がかかります。

それを補償してくれるのが、通常の保険よりも補償対象が広い「店舗総合保険」という火災保険です。

当院でもこれまでに、車の衝突によるフェンスの損壊を、この保険で補償してもらいました。

火災のほかに「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊等」による被害を、補償してくれるのです。

スプレーペイントによる落書きは、このうち「飛来物」に該当するので、被害を補償してもらえるそうです。

同じペンキでもハケで塗られると、飛来物とみなすかどうかは、保険会社によって解釈が分かれるとのこと。

マジックによる落書きは、明確に「補償対象外」のようです。でも、マジックを投げつけた場合はOKかも。

当院に落書きする方がおられましたら、念のためスプレーペイントでお願いします。