邦題は「スティーブ・ジョブズ」。<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-141.html" target="_blank" title="ジョブズ没後">ジョブズ没後</a>初の「ジョブズ映画」が、本日から公開されています。
封切り初日、しかも初回上映を観るのがApple信者でしょう。
偶然今日は休日(休診日)。しかも近所の映画館は毎月1日が1000円デー。これは観に行くしかありません。
万全を期して、あらかじめネットで座席予約をしてみると、私を含めてまだ4人しか予約していない状況。
熊本のApple信者って、こんなもの?
ためしに渋谷の映画館の予約状況を見ると、上映時間帯によっては、満席に近い状況でした。むむむ。
(以下、ネタバレだらけです)
まず、サクセスストーリーを期待したら、がっかりします。あと一歩、カタルシスの得られない映画です。
Appleを立ち上げてから追放されるまでの話がほとんどで、Appleに復帰した後の話はごくわずかなのです。
ジョブズ復帰後のAppleの快進撃は皆さんご存じでしょうから、あえて描いてませんよ、ということなのか。
悩める偏執狂としてのジョブズの描写は面白い切り口なのに、ツッコミが甘く、中途半端感は否めません。
でもジョブズでなければ、この十数年間のApple製品群は生み出せなかっただろうと、感じさせる映画です。
あと、昔からのMacファンにとっては、懐かし映像のオンパレードで、十分に堪能できます。