「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-677.html" target="_blank" title="半沢直樹">半沢直樹</a>の出向先は、証券会社ではなくソフトバンクだったのか」などとネットで盛り上がっています。
堺雅人を起用した、半沢風のソフトバンクのCMシリーズのことです。次々と繰り出されています。
ドラマ仕立てのこのCMは、ソフトバンクの優位性を半沢にしゃべらせるというズルい手法を使っています。
ちゃんと宣伝したいことは、本来ナレーションで語るべきなのに、大事なことを半沢に語らせています。
こういう風に、出演者の口から意見を述べさせるのは、誤解を招くやり方なので問題があります。
これが薬品や健康食品なら、「個人の感想です」というテロップが必要です。
ところがソフトバンクのCMはドラマ仕立てなので、半沢が何を言っても「ドラマですから」で済みます。
ソフトバンクに有利な情報を誇大広告したとしても、それはドラマでありフィクションなのです。
「場面設定がリアルなので、視聴者の誤解を招くのではないか」という反論は通用しません。
なにしろこのCMには、言葉をしゃべるイヌが登場しますから、リアルであろうはずがありません。
このイヌのおかげで、CMで何をしゃべっても言い逃れができるのです。うまいなぁ、ソフトバンク。