ブログのような文章でも、それなりに<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-223.html" target="_blank" title="推敲">推敲</a>を行って、誤字脱字はもちろん、表現や内容を修正します。
そしてさんざん修正したあとで、やっぱり前の方がよかった、と思うこともよくありますね。
こういう場合パソコンでは、簡単に「元に戻す(undo)」ができます。そこが手書きとは大違いです。
どんどん元のバージョンに戻っていくことができますが、しかし単に戻れば済むことでもありません。
例えば、A, B, C, D, Eの順に、改訂してきたとします。
やっぱりBのバージョンが良かったと思うなら、undoを3回行えば、Bまで戻れます。
しかし、Bが良かったけどDの表現も捨てがたいと思ったとき、それらを比較検討するのは面倒な作業です。
AからEまでのすべての表現が、同時に閲覧できる状態で保存されていれば、理想的な推敲環境といえます。
そんな理屈から、私は推敲中の表現のいろんなバージョンを、いちいち保存していくことにしています。
削除しようと思った語句があれば、それを削除せず、「カット」して文章の最後の方に「ペースト」します。
そうすると文末には、推敲履歴がずらっと並ぶことになります。
あとで見返して、やはり復活させたいと思う表現があれば、その部分をコピペすれば済むのです。
これはけっこう有用な文章作成法だと、私は思ってます。特許ものです。マネしてもいいですよ。