当日お急ぎ便

どうしてもすぐに読みたくなった本があって、Amazonで発注しました。昨日の話です。

よく見ると「当日お急ぎ便」というオプションがあります。追加料金は500円。

「今から33分以内に『当日お急ぎ便』を選択して注文を確定してください」

その猶予のない通告に冷静さを失って、つい発注してしまいました。780円の本に500円の手数料払って。

注文当日中に熊本まで商品が届くのは、昨年5月に、Amazonの物流拠点が九州にもできたからです。

その名も「アマゾン鳥栖FC」。サッカーチームと間違えそうな名前です。

FCというのは「フルフィルメントセンター」のことで、かなりハイテクを駆使した物流センターのようです。

いまのところ、九州7県のうち、宮崎・鹿児島県以外には、当日配送に対応できるそうです。

それにしても、私が注文したようなマイナーな本まで、そのFCに在庫しているものなのか、少し不安でした。

案の定、夕方になってもまだ届きません。

配送担当のヤマト運輸に電話してみると、21時ごろまでにはお届けします、とのこと。

たしかに21時も「当日」ですけどね。私はもう帰りたいのです。

配送先を自宅に変えてくれと頼むと、その場合は翌日の配達になるとのこと。

そんなこんなで、本が届いたのは今日なのですが、いざ受け取ってみると、慌てて読むほどの本でもない。

当日お急ぎ便って、意外とこんな結末に終わりそうです、私の場合。