夜明け前の出勤

自転車通勤していて今朝は、この秋初めて「寒い」と感じました。

雨が降っていなければ、自転車で自宅を出るのが朝6時10分。職場には6時25〜30分ごろ到着します。

ちょうど今時分は、通勤の途中で夜が明けます。

国立天文台のサイトで確認すると、まさに通勤途中の6時19分が、今朝の日の出の時刻でした。

日の出の時刻は、毎日少しずつ遅くなってきています。

今月1日は6時11分でしたが、来月1日には6時35分になるようです。ひと月で24分遅くなるペースです。

一方で「日の入り」はというと、今月1日が18時2分、来月1日は17時27分なので、35分早まるようです。

したがって、日の出から日の入りまでの昼の時間は、10月の1カ月間で59分も短くなるわけです。

とくに日の入りはどんどん早くなっています。いわゆる「つるべ落とし」の状態です。

ところで、自宅を出発する朝6時ごろはまだ真っ暗かと言うと、いまのところそうでもありません。

夜明け前がいちばん暗いというのは比喩的表現であって、実際には東の空が白む「薄明」の状態です。

薄明に明確な定義はないですが、その時間幅はおおむね日の出前の1時間ぐらいでしょうか。

なので日の出が7時を過ぎる時期になると、まだ真っ暗い中を出勤することになりそうです。

その頃の自転車通勤は、暗いことよりも、寒いのがつらい季節に入ります。