約束の時間

それほど多忙な毎日を送っているわけでもありませんが、時間の約束は大事だと思っています。

診療日に面会に来られる方には、なるべくお待たせしないようにしたいのですが、なかなか難しい。

アポなしでは、1時間以上お待たせすることもありますが、患者さんより優先するわけにもいきません。

なので面会、面談の類はなるべく休診日に行っています。休診日が平日(火・金)なのは好都合です。

約束の時間の少し前に、私はクリニックに到着して、部屋の片付けや書類整理などをしながら待ちます。

休診日なので玄関の自動ドアは閉じて、ロールスクリーンも下ろしています。

来客者はドア横のチャイムを鳴らします。

興味深いのはそのチャイムが鳴る時刻の、その正確さです。

多くの来訪者は、約束の時刻との誤差1,2分以内です。それでも十分にすばらしい。

銀行の方がすごい。誤差はほぼ5秒以内。あきれるほどの正確さです。

先日は、某大学の学生さんが、学園祭の件で来訪。彼は気をつかったのか、約束より10分早くチャイムの音。

早けりゃ良いわけじゃない。待つ方は、約束の時刻から逆算して、何か別の用事をしたりしているのです。

彼に教えておきました。次の訪問先では、5秒前にチャイムを鳴らしなさいと。