<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-723.html" target="_blank" title="iPhone5sを購入">iPhone5sを購入</a>して1週間。今日は指紋認証機能「Touch ID」について、レビューしてみます。
今朝の日経はこれを「生体認証の壮大な実証実験」だと言ってますが、実験の滑り出しは順調だと思います。
第一印象は、簡単、完成度が高い。なにしろレスポンスがいい。指の角度や乗せ具合の誤差もなんのその。
ホームボタンを押したその指を、そのままあと1秒弱ボタンに乗せておくだけで、ロックが解除できます。
これまで私は、4桁の数字の入力が面倒でパスコードを設定していなかったのですが、これで安心です。
指紋は5つまで登録できるので、とりあえず両手の親指と人差し指を登録しました。あと1つどこにしよう。
あまりにもあっさりロック解除できて心配になるほどですが、別の指ではまったく受け付けません。
手の指でなくても登録できるそうで、さまざまな人たちの「実験結果」がネットを賑わしています。
登録成功例としては、足のゆび、鼻の先、猫の足、指で裏を支えたバナナの皮などがあります。
ところが、Touch IDをハッキングして、おまけにその様子をYouTubeにアップするヤカラも現れています。
そのハッキング集団の手口は、高解像度で撮影した指紋を印刷して偽造するという、古典的手法のようです。
これは厳密にはハッキングではなく、言ってみればカギの不正複製による不正解錠。
Touch IDはもう少し高精度かと思っていましたが、それほどでもないようですね。ちょっとガッカリです。
一般に、指紋の最大の欠点は、容易に採取できることにあると言われています。
なので指紋だけでセキュリティーが完璧に守られるとは、いまの世の中、思ってはならないのでしょう。
あくまで、簡単に入力できる暗証番号の代わり、ぐらいの位置付けですね。