スマホやタブレットやノートパソコンでは、バッテリーの持ちの善し悪しが話題になります。
しかしそれよりも、私が気にしているのは、バッテリーの寿命です。
かつて「ニッケル水素電池」は、十分使い切らないうちに充電すると起電力が低下するのが欠点でした。
いわゆる「メモリー効果」です。だから「継ぎ足し充電」はなるべく避けるのが常識でした。
一方で、最近使われている「リチウムイオン電池」は、メモリー効果がほとんどないのがウリです。
気軽に充電できるので、ACアダプターにつなぎっぱなしでも平気です。実はここに、落とし穴があります。
恐ろしいことに、フル充電の状態が続くと、電池がどんどん劣化して耐用年数が減ってしまうそうです。
その反対に、バッテリー残量ゼロの状態が続くと、再充電できなくなる可能性が出てくるそうです。
よって、リチウムイオン電池を長持ちさせるためには、中ぐらいの充電状態で継ぎ足し充電をするのが正解。
できるだけフル充電にはせず、フル充電に近づいたら必ずACアダプターをはずしましょう。
私の流儀は、バッテリー残量が20%を切ったら充電を開始し、80%を超えたら充電をやめること。
当然ですが、夜間のACアダプタつなぎっぱなしは厳禁です。
と言っても、これを遵守しているのはMacBook Proだけ。iPhoneはどうしても、フル充電になりますね。