「サザエさん」を今日、久しぶりに見ました。来週は、放送開始から45年目を迎えるそうです。
「最も長く放送されているテレビアニメ番組」として、先頃ギネス記録にも認定されたとのこと。
「サザエさんがアニメになるらしい」と近所の上級生から聞いて驚いたのは、私が小学3年のときでした。
当時サザエさんと言えば、その少し前まで放送されていた、実写ドラマのことですよ。江利チエミですよ。
ホームドラマがアニメになるって、ピンときませんでしたね。違和感がありました。
だいたいアニメで、あのドラマのドタバタした面白さが出せるのかと、そんな心配もしてました。
でもフタを開けてみたら、違和感があったのは最初だけ。その後すっかり定着し、国民的番組となりました。
このドラマに安定感を与えているのは、どこにでもいそうな、その登場人物たちによるものでしょう。
彼らがいつまでたっても年をとらない設定は、ストーリーの安定のためなのでしょうから、やむを得ません。
アニメ開始当初、私はワカメと同い年だったんですけどね。今じゃフネ(52)と波平(54)の中間です。
声優の方々がほとんど変わってないのも、重要な安定要因でしょうね。
サザエさん、タラちゃん、波平、フネという主要メンバーが、44年間ずっと同じ声優というのにも驚きます。
しかも、それらの声優の方が、現在それぞれ73歳、72歳、82歳、87歳と知って、これまたビックリです。