ベテルギウス膨張

「ベテルギウス」が、近いうちに超新星爆発を起こす可能性があることは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-163.html" target="_blank" title="昨年も書きました">昨年も書きました</a>。

ここにきて、状況はいよいよ緊迫してきたようです。大げさに言えばそうなります。

ベテルギウスは、冬の星座オリオン座の、左上角の赤い星です。地球から640光年離れたところにあります。

そのベテルギウスが、最近急速に膨張しているというニュースが、今日になって飛び込んできました。

過去40年で、直径が2〜3倍に膨らんでいるとのこと。過去4億年じゃないですよ、40年ですよ。

直径が太陽の1000倍といわれている巨大な星が、このようなスピードで膨張しているとは、こりゃ大変。

専門家の間には否定的意見もありますが、ついに超新星爆発の前兆かと、一部では盛り上がり始めています。

もしもベテルギウスの惑星に知的生命体が住んでいたとしたら、今頃は大騒ぎでしょう。

はたして今年爆発するなんてことはあるのか。どうせなら、見てみたい。

爆発後3カ月間は、月の100倍の明るさで輝き続けるとか。かなり明るい夜になりそうです。

超新星爆発で大量のガンマ線が出るので、地球への影響が少し心配されます。

シリウスの距離の星の爆発だったら、地球上の生物は絶滅するそうです。ベテルギウスが遠くてよかった。