マック改革

「マクドナルド改革総仕上げ」

数日前、日経の見出しを見て、マックも本格的に高級路線に転換か、と勘違いしたのは私。

「マクドナルド総革仕上げ」に見えたものですから。

日本マクドナルドの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-511.html" target="_blank" title="原田社長">原田社長</a>が退任し、後任にはマクドナルド・カナダの幹部が招かれるとのこと。

2004年に、アップルコンピュータ(日本法人)社長からヘッドハンティングされた原田氏。

当時「マックからマックへ」と報じられ、しばらくは勢いも良かったのですが、近年はかなり厳しい様子。

低価格路線ではブランド力を失うし、高級路線を打ち出したら敬遠されてしまいます。

6月から500円前後のバーガーを売り出し、7月には土曜限定の1000円バーガーが話題にはなりました。

私は土曜日が仕事なので食べ損ねましたが、パッケージだけでも、かなり金のかかった仰々しさでした。

ところがその6,7月は、客単価は7.5%増えはしたものの、客数が9.5%減ったそうです。

限定販売の1000円バーガーは結局、単なる話題、話のタネにしかならなかったということです。

だいたい、「高級」を求めてファストフード店に来る客など、いないのです。

原田社長もそろそろ、年貢の納め時かもしれません。

もう二度と発売されないのでしょうか、1000円バーガー。こんなことなら、7月に食べときゃよかった。