文の長さ

文学作品は別として、情報を提供するのが目的の文章では、「文は短く」、これが基本でしょう。

このブログは原則として、ひとつの文が全角で50文字以下になるように書いています。

ブラウザ(MacのSafari)で見たときに、ちょうど一行に収まる長さが50字だからです。

それ以上の長さになると、文は途中で次の行に折り返されることになりますが、私はそれがイヤなのです。

短い文のくせに一行では完結せず、二行目に少しだけはみ出すという中途半端な長さが、とくに嫌いです。

なにかこう、不格好というか、未練がましい。どうせなら、文はその行で完結させたいと思いませんか。

以前は、二行にまたがる文を平気で書いていました。わざと長い文を、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-165.html" target="_blank" title="実験的に書いた">実験的に書いた</a>ことさえありました。

しかし最近は、こまめに改行するスタイルが定着しています。ま、ある意味「改行医」(おそまつ)。

なるべく長い文を、しかし一行に収めようとするものだから、文字数40〜50の文がやたら多くなります。

でも考えてみると、ケータイやスマホでこのブログを読まれたのでは、私の努力も水の泡です。

小さな画面で表示したら、50文字の文でも何度も折り返されてしまい、完全に美観を損ねることになります。

スマホでの表示を考慮するなら、すべての文を15字以内の短い文にしなければなりません。書きにくそう。

サザエさん

「サザエさん」を今日、久しぶりに見ました。来週は、放送開始から45年目を迎えるそうです。

「最も長く放送されているテレビアニメ番組」として、先頃ギネス記録にも認定されたとのこと。

「サザエさんがアニメになるらしい」と近所の上級生から聞いて驚いたのは、私が小学3年のときでした。

当時サザエさんと言えば、その少し前まで放送されていた、実写ドラマのことですよ。江利チエミですよ。

ホームドラマがアニメになるって、ピンときませんでしたね。違和感がありました。

だいたいアニメで、あのドラマのドタバタした面白さが出せるのかと、そんな心配もしてました。

でもフタを開けてみたら、違和感があったのは最初だけ。その後すっかり定着し、国民的番組となりました。

このドラマに安定感を与えているのは、どこにでもいそうな、その登場人物たちによるものでしょう。

彼らがいつまでたっても年をとらない設定は、ストーリーの安定のためなのでしょうから、やむを得ません。

アニメ開始当初、私はワカメと同い年だったんですけどね。今じゃフネ(52)と波平(54)の中間です。

声優の方々がほとんど変わってないのも、重要な安定要因でしょうね。

サザエさん、タラちゃん、波平、フネという主要メンバーが、44年間ずっと同じ声優というのにも驚きます。

しかも、それらの声優の方が、現在それぞれ73歳、72歳、82歳、87歳と知って、これまたビックリです。

古いニュース

録画したニュース番組をあとで見ることが、私はよくあります。次の日に見ることも、しばしばです。

時間がなくて見られなかったものを、時間のある時に見るだけの話ですが、家人などは眉をひそめています。

古いニュースを見てどうするのか、と。

どうするもこうするも、情報収集ですよ。あるいは、各局のニュース番組の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-156.html" target="_blank" title="比較検討">比較検討</a>ですよ。

関心のあるニュースは、いろんな角度からの解説を聞きたいし、各局のとりあげ方を<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-523.html" target="_blank" title="見比べ">見比べ</a>たいでしょう。

好きなプロ野球チームの勝ち試合は、9時台、10時台、11時台のニュースで見直したりしませんか。

ブログで旬のネタを扱うためにも、複数の報道番組を見ます。7時と9時のNHKと、10時以降の民放です。

帰宅後録画で7時のニュースを見て、さらにニュース9、報道ステーションへと続きます。けっこう忙しい。

ただし、チャンネル権等の関係から、この理想のパターンは崩れやすいです。

その日の重大な出来事は、その日のうちにブログにとり上げたいものです。

投稿を遅くすればするほど、その間に情報が集まり、より深い考察が可能ですが、新鮮味を失います。

1日経過すると、世の中の多くの人の分析・解説が出回るので、「二番煎じ」感が否めなくなります。

しかし、旬の話題をその日のうちにとり上げることは、じつはリスキーなのです。

少ない情報を元に書くので、私の早トチリや報道機関の誤報による事実誤認が起きるかもしれません。

時間的余裕がないので、独りよがりの「とがった」考察になるかもしれません。

まあそれが、個人ブログの面白いところかなと、そう思っています。

匿名ブログ

社会的地位のある人が、匿名の投稿で暴言を吐きまくり、あとで身元がばれて非難の嵐に遭い、大恥をかく。

そんな「事件」を聞くたびに、人間の業というか、心の中の闇の部分を感じます。

「言論の自由」は尊重されるべきですが、その言論に対しては責任をとらなければなりません。

匿名での言論活動は、その責任から逃れようとする場合が多いのが問題です。

今週報道されているのは、某経産省官僚が、2年前に匿名ブログに書いた暴言。

「復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいい」

このような、匿名の暴言や誹謗中傷は、ネット社会の副産物のようなものでしょう。

ツイッターに暴言を投稿した復興庁の官僚や、2chに誹謗中傷を書きまくっていた小説家もいましたね。

彼らの投稿内容を「分析」して、ついにその身元を割り出すネット住人たちも、なかなかのものです。

今回の経産官僚は、実名や肩書はおろか、家族の写真や名前までがネット上に晒されてしまっています。

このような行き過ぎた「社会的制裁」もまた、多くは匿名活動によるものです。

私の場合、ブログもFacebookも実名投稿であり、もとよりひどい暴言を吐くことなどあり得ません。

あたりさわりのない、穏やかな、つまり毒にも薬にもならない記事を提供し続けております。

iPhone5sゲット

「ご予約のiPhone5sを入荷しました」 本日昼、ソフトバンクから連絡あり。

仕事を終えるやいなや、愛車(自転車)の電動アシストを「強」にして、ショップまで急行しました。

iPhone5s、ゴールド、64GB。思いのほか早く入手できたのは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-717.html" target="_blank" title="オンライン予約">オンライン予約</a>の受付が早かったからか。

予約受付開始日の9月20日の朝は、家人も動員して、2台のMacを駆使した臨戦態勢でした。

7時58分ごろから、幾度となくフライングしてみましたが、やはりダメ。

8時00分ジャストに、申し込みボタンをクリックすると「ただいま混雑しています」との表示。まずい。

と、その時、家人のMacがヒット。ただちに申し込みを完了。受付時刻は8時01分。よし。

しかし、私が予約したゴールドは、とくに入手困難ということが後に判明。1カ月ぐらいは待つ覚悟でした。

11月から発売を始めるチャイナモバイル向けに、中国人好みのゴールドが大量に流れるという噂もあります。

あ〜、なんで成金趣味みたいな金色にしたんだろう。こんなことなら、グレーにしとけばよかった。

と、そんな思いは吹き飛びましたね。あまりにも上品な、シャンパン・ゴールドの現物を手にした瞬間に。

もう成金趣味とは言わせません。

iPhone5sは指紋認証ばかりが話題になっていますが、ほかにもウリはたくさんあります。あるはずです。

詳しい報告はまた、もう少し使いこなしてから。それにしても、指紋認証はレスポンスがよいですね。

数学の応用問題

「全国学力テスト」の応用問題。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-709.html" target="_blank" title="先日は">先日は</a>小学生向けの算数のB問題について書きましたが、今日は中学生向けの数学のB問題をご紹介します。

全6問。単なる応用問題ではなく、数学の面白さをわからせようと考えられた、良問だと思います。

「身近な数学」

第1問と第3問は、日常生活で使われる、数学的な考え方を取り上げていて、取っ付きやすいです。

文句を付けるとすれば、第1問の「手首の脈拍数を1分間数えて求めます」の写真。これはダメ。

もっと指先を立てないと、脈はちゃんと触れませんよ。・・・まあそこは、目をつぶりましょう。

「謎解き」

第2問と第6問は、何か手がかりを元に、法則を見いだし、解き明かしていく問題。

整数の面白さにも、気付かせてくれます。数学好きって、けっこう整数好きなんですよね。私もそう。

「パズル」

第4問は、幾何学の証明問題。と書くと難しそうですが、じつは解くのが楽しくなる図形問題。

テレビのクイズ番組にも出て来そうです。

「マニアック」

第5問に至っては、数学好きでなければ、思いつきもしないような設問です。冒頭からいきなり、

「麻衣さんと小春さんは、学級の生徒がどのような長方形を美しいと思うかを調べることにしました」

普通そんなこと調べる? その発想が好き。

連休中の診療

世間では昨日まで、土・日・祝の3連休でした。しかも2週連続。今日あたり、休みボケになっていませんか。

欧米に比べて日本は、有給休暇取得数が少なく、自由な長期休暇が取れないのが問題だといわれています。

そのかわり祝日は、欧米よりも断然多く、チョコチョコと全国一斉に休業するのが日本風。

となると、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-414.html" target="_blank" title="火曜と金曜だけを休診日">火曜と金曜だけを休診日</a>にしている私は、全国一斉休業の日本風流儀には反しているようです。

祝日の良さはまた、時々ご褒美のように出現するところにありますが、私はその恩恵を享受していません。

私の休みは祝日に無関係なので、良く言えば規則正しい歯車のような生活ですが、悪く言えば遊びがない。

あまり規則正しすぎると、どこかに歪みがたまって、いつか破断しやしないか。

これこそ「勤続疲労」だっ!(今日は、これが言いたかった)

この言葉を仕事中に思いついて、膝を打ったのですが、ググってみると、すでに使われている言葉でした。

「勤続疲労に克つ」(夏目誠著)なんて本まで出てる。

ただしこの意味は、十年単位の「勤続」による、心身の疲労蓄積を意味しているようです。

あえて細かい尺度で「勤続」を考えてみると、実は私は、あまり勤続していないことに気付きました。

火・金が休みなので、2日働いて休み、3日働いて休み、の繰り返し。

ところが一般の方は、月〜金までの5日間勤続しています。それを毎週毎週です。

時々やってくる祝日って、オアシスみたいなものでしょうね。

秋分の日

秋分の日です。

いま「醜聞の日」という言葉を思いつきましたが、それを膨らませるのはやめておきます。

春分の日と並んで、昼と夜の長さが等しくなる日、というのが一般的な理解です。

しかし厳密には、昼と夜の長さが等しくなるのは、地球と太陽がある位置関係になった、その瞬間です。

この瞬間のことを天文学では「秋分」と呼び、それを含む日が「秋分日」ということになります。

今年の場合その瞬間は、日本時間で今朝の5時44分。私が朝風呂から上がって髪を乾かしていた頃です。

昨年はこれが、9月22日の午後11時48分だったとのこと。

9月22日が秋分の日というのは、20世紀中には一度もなく、今世紀に入っても昨年が初めてだったようです。

占星術でいうところの「てんびん座」は、この秋分から始まるのだそうです。

なので今日生まれたお子さんは、出生時刻が午前5時43分までなら「おとめ座」ということになります。

ちなみに私も、おとめ座です。男なのに。

こどもの頃、自分の星座がおとめ座であることが、なんとなく恥ずかしかった。男子はみんなそうでしょう。

イプシロンの意味

「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-711.html" target="_blank" title="イプシロン">イプシロン</a>」

かつて日常的には、あまりなじみのない言葉でしたが、最近では一番よく知られたギリシア語になりました。

打ち上げが延期され、その次は<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-693.html" target="_blank" title="中止">中止</a>となり、そしてついに成功した、新開発の固体燃料ロケットの名前です。

そのように命名された、その隠された理由を、JAXAの森田マネージャーが最近明らかにしました。

それは、完全国産固体燃料ロケット「M(ミュー)ロケット」の名前に由来するとのこと。

ミューロケットの流れを継承する意味で、「M」の文字を横向きにして「ε」にしたのだと。

この「イプシロン」ですが、文字で書くと、意外にもなじみがあります。

(`ε´)

このブゥーといった感じの口元(と鼻?)の部分。これがイプシロンの小文字。日頃からよく見かけますね。

蛇足ながら、

(`Д´)

これが双璧をなす絵文字でしょうか。となると、この鼻は何なのか。

調べてみるとロシア語。「デー」と読むらしいです。英語の「D」に相当する文字でしょうか。これを、

(´Д`)

の方で使うと、情けない感じがなかなか良いです。ちなみにイプシロンをここで使うと、

(´ε`)

これまた、憎めない顔ですね。ま、どうでもいい話ですが。

口腔内崩壊錠

「口腔内崩壊錠」とは、口に入れると簡単にくだけて溶ける錠剤のこと。飲みやすくて便利です。

口腔内崩壊錠にもいくつか種類があって、おもなものが「OD錠」や「D錠」といわれるものです。

「OD」=Oral Disintegration、すなわち「口腔内で崩壊する」という意味。水なしで飲めます。

「D」だけだと、口では完全には崩壊しませんよ、ということになり、水なしでは口にざらつきが残ります。

私も時々、口腔内崩壊錠の胃薬を飲むことがあります。ほのかなミント味。微妙な甘さ。そこそこ美味しい。

しかし、子どもの薬剤誤飲事故を考えると、口腔内崩壊錠には特有の問題があるようです。

普通の錠剤なら、1錠目を飲んだ時点で美味しくないことに気付き、はき出すか、飲んでも1錠止まり。

ところがこれが口腔内崩壊錠だと、子どもにとってはラムネと同じ。バクバク食べてしまう危険があります。

3歳と2歳の兄妹が、合計25錠の精神薬を飲んで昏睡状態になった事例などが、最近報告されました。

もちろんこのような事故の責任は、第一に、親にあります。しかし、リスク管理は二重三重に行うべきです。

万一、親の薬剤管理がずさんであったとしても、子どもが口にしたがらないような工夫が必要です。

たとえば味。成人用の薬が美味しい必要はないでしょう。むしろ、もっと苦い「大人の味」にすべきです。

別の意味で「良薬口に苦し」です。