NHKで先週「フルタ家の不思議なテレビ」という、昔の「お宝映像」を紹介する番組をやっていました。
そこで見たのは「ジェスチャー」というクイズ番組。幼い頃に見た覚えが、おぼろげながらあります。
ある「お題」を、何もしゃべらずに身振り手振りで表現し、味方チームの回答者がそれを当てるというもの。
「地球儀を見て研究する火星人」これがその時のお題でした。
柳家金語楼の演じる「火星人」が、うまい。さすが。これぞお茶の間の娯楽番組、って感じです。
パソコンもスマホもケータイも、ゲーム機すらなかった時代。テレビはあっても一家に一台。
家族は当然、お茶の間に集合です。人気番組の視聴率はきわめて高く、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-677.html" target="_blank" title="半沢直樹">半沢直樹</a>の比ではなかったでしょう。
Appleが最近「ジェスチャー特許」を取得していることを、今朝の日経が報じていました。
マウスやタッチペンに加速度センサーと圧力センサーを搭載して、それを持つ腕の動きを感知するとのこと。
ここで言うジェスチャーは、おもに腕と手の動き。全身を使った金語楼風のものとは、ちょっと違います。
ジェスチャーによる入力装置ということなら、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-268.html" target="_blank" title="Microsoft">Microsoft</a>の方が先に開発し、すでに販売もしています。
ゲーム機「Xbox」用の「Kinect」と呼ばれるデバイスです。
プレイヤーの体の動きを、離れた位置からカメラで感知します。こちらはわりと、金語楼に近いかも。
Appleのジェスチャー特許は、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-643.html" target="_blank" title="iWatch">iWatch</a>」のユーザインタフェース(UI)につながる可能性がありますね。
もしそうなら、Appleらしい革新性があるし、それに「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-609.html" target="_blank" title="Google Glass">Google Glass</a>」よりも自然に使えそうな気がします。