「量子テレポーテーション」の実験に、東京大の古澤明教授らが成功したとのこと。
量子コンピュータの基本技術だといわれますが、そんなことより、もっとすごいことがあるでしょう。
「どこでもドア」です。だってテレポーテーションって、そういうことでしょう?
このさい<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-287.html" target="_blank" title="量子力学">量子力学</a>のこまかいことは棚に上げて、想像を膨らませていきましょう。
どこへでも「瞬間移動」できるようになると、移動の時間が節約できます。当然、交通費も不要です。
一晩のうちに、黒川温泉と登別温泉の「入り比べ」をすることもできます。
そのかわり、移動関係産業は大打撃でしょうね。自動車会社や鉄道会社や旅行業者は商売あがったりです。
移動はまた、旅行の楽しみでもありますが、それも失われます。
駅や空港に到着した時から盛り上がるテンション。車窓から眺める山や海。駅弁や車内販売のビール。
列車や航空機での旅は、富裕層だけが堪能できる贅沢となり、庶民の移動はもっぱら、どこでもドアです。
もう観光地とかに行くと、どこでもドアだらけ。「間違いドアにご注意下さい」などとのぼりも立ってる。
旅館でこどもが「Wii忘れた」と泣いても平気です。すぐに自宅のWiiを取って来ればすむこと。
お父さんのビールの追加は、自宅の冷蔵庫から取ってくれば安上がりです。
寝る前にお父さんは、会社に戻って残業もできます。
なんか、つまらんですね、テレポーテーションの旅は。