「吾輩は猫である」を最後まで読み切れなかった私でも、星新一のショートショートは読みやすかった。
中学時代には、はまりました。SFだけど絵空事とも言えない、ちょっと考えさせらる物語が多いですね。
その名を冠した、日経「星新一賞」が、どういうわけか没後16年の今年になって、創設されました。
「『理系文学』を土俵に、アイデアとその先にある物語を競う賞」とのこと。その課題は、
「あなたの理系的発想力を存分に発揮して読む人の心を刺激する物語を書いてください」(一般部門)
「100年後の未来を想像して物語を書いてください」(ジュニア部門)
規定字数は10,000文字以内(ジュニア5,000文字以内)。応募締切は10月31日。むむ、あと3カ月足らず。
面白い。チャレンジしてみるか。そんな誘惑に駆られた「元少年」が、全国に何百万人といるはず。
そこで私も、まずは「準備」として、星新一を読みなおしてみることにしました。お盆休みもあるし。
ちょうど、1001話全作品を収録した豪華本があるではないですか。いつ買うのか、いまでしょう、ですよ。
で、Amazonから届いたんですけどね、その豪華本。でかい。1001話が、ぎゅうぎゅう詰めです。
お盆休みに読破するのは、どう考えても不可能。応募締切までに読み終えることさえ無理だと思う。
ていうか、読み終えたとしても、私が面白い物語を創作できる保証はまったくありません。
ですが、どのようなものであれ、1編は必ず応募しますので。言っちゃった。