クリニックの裏の竹の葉のいくつかが、クルッと巻かれていることに、今朝気付きました。
ちょうど「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-579.html" target="_blank" title="ちまき">ちまき</a>」のような感じで、長円錐状または筒状に巻かれているものが、いくつかありました。
よく見ると、1枚の葉を細長く巻いたものと、2,3枚を寄せ合わせて綴った大きなものがあります。
いずれも細くて白い糸で接着(粘着?)させて、作製しているようでした。
いくつかのちまきの一部は破れていて、その内部に「きなこ」のような粉が充満しているのが見えました。
図鑑で調べてみると「ハマキムシ(葉巻虫)」の仕業のようです。「ハマキガ(葉巻蛾)」の幼虫です。
成虫の写真を見ると、いかにも地味な蛾ですが、幼虫時代には、なかなかの職人芸を披露するようです。
幼虫はこのちまきの中で羽化するのでしょうか。サナギのときはどうなっているのでしょう。
「きなこ」に見えたのはもちろん、糞です。でも、なぜ竹の葉を食べて「きなこ色」の糞をするのでしょう。
以前大量発生した「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-371.html" target="_blank" title="タケノホソクロバ">タケノホソクロバ</a>」のときは、「抹茶」かと見まごうばかりの黄緑色の糞だったのに。
疑問は尽きませんが、とりあえず目に付いたちまきはすべて摘み取って駆除しました。