数年ぶりに、新しいシュレッダーを購入しました。
企業などで機密書類を処分するイメージのあるシュレッダーですが、医療機関にも欠かせないものです。
診療時に使う問診票などの処分に使うからです。
当院では、問診票は1,2カ月間保管しておき、古いモノから順にシュレッダーにかけます。
クリニックから出すゴミはすべて、産業廃棄物として専門業者に引き取ってもらうキマリです。
しかし産廃業者に任せる場合であっても、患者さんの個人情報が漏れないような工夫が必要です。
だからシュレッダーにかけた上で、業者に渡す必要があるのです。
機密文書廃棄の専門業者に処分を任せる、という手もありますが、ランニングコストが気になります。
書類を溶解処理する業者のダイレクトメールもよく受け取りますが、これも怪しげで気が進みません。
いっそのこと燃やしてしまおうと焼却炉を買いましたが、煙が近所迷惑なので、結局使わずじまい。
やはり院内で地道にシュレッダー処理するのが、無難なようです。
それならばせめて、手間のかからない大型機を導入しよう、というわけで、本日それが到着したのです。
いやあ、最新式シュレッダーって、すごいですね。
まず「オートフィード」。書類をドサッと置くだけで、勝手に吸い込んで処理していきます。
ホッチキスの針も、かまわず裁断です。
そして裁断方式は「クロスカット」。言ってみれば「みじん切り」です。
最近のシュレッダーでは標準だそうですが、私は今まで「千切り」しか見たことが無かったので驚きました。
新しい文具(シュレッダーも文具というのなら)を買うのって、ホントに楽しいですね。