「本は10冊同時に読め!」(成毛眞著)を読みました。
他の本と「同時に」読むつもりでしたが、結局、一気読みしました。
気がつけば、情報源がネットやテレビに偏りがちな今、ちゃんとした本を読む機会が減ってしまいました。
成毛氏が奨める「超並列読書術」は、とてもユニーク。飽きっぽい私にはピタリとはまりました。
その方法とは、自分が移動するあちこちの場所にそれぞれ本を置き、その場ではその本を読む、ということ。
リビング、寝室、トイレ、職場、通勤カバンの中などに、バラバラのジャンルの本を配置するのです。
さっそく実践しようと思ったのですが、家人から、トイレはダメとのお達しあり。
成毛氏は日本マイクロソフトの元社長ですが、書きぶりには極論が多く、我田引水も鼻につきます。
しかし彼の理論にはうなづける部分も多いので、私の感想も加えて、いくつか挙げてみます。
「本は最後まで読む必要はない」「最後まで読む価値のある本はそれほど多くない」 ですよね。
「1冊の本を読み通す場合(中略)ダラダラと義務感と惰性で読み続けてしまう」 グサッ。
「テレビの時間を半分に減らせ」 おっしゃる通り。あと、ネットも。