イオン出身者が過半数を占める新経営陣が決まり、いよいよダイエーの再建が始まりました。
イオンと言えば、セブン&アイと並ぶ、小売業界の2強のひとつ。
しかしかつてのダイエーの方が、もっと勢いのある「小売業日本一」企業だったように思います。
学生時代に8ミリ映画を作ったとき、ショッパーズ福岡(ダイエー)の前でロケをしたことを思い出します。
当時の私にとって、天神に買い物に行くと言えば、ダイエーか<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-283.html" target="_blank" title="ベスト電器">ベスト電器</a>(本店)に行くことでした。
忘れられないのは「南海ホークス」がダイエーに売却され、福岡が拠点に決まったときのこと。
西鉄時代からのライオンズファンも根強い土地柄でしたが、ホークスが来てくれることに福岡は湧きました。
私は当時、平和台球場の近くに住んでいたこともあって、何度か観戦に行ったものです。
2年目のダイエーホークスは、田淵監督になってますます弱くなりました。私も転居して福岡を離れました。
そんなわけで、私が球場でホークスを応援したのは、杉浦監督時代だけです。
今思えば、杉浦ダイエーホークスって、たったの1シーズン限り。かなりレアです。
その後福岡ドームができ、さらに王監督となり、ホークスはやがて黄金期を迎えます。
ところが親会社のダイエーは、経営が徐々に悪化。ドームを売り、ホークスまで手放し、あとは衰退の一途。
ダイエーが失敗したのは多角経営が原因ですが、そのおかげで福岡にはいくつか、副産物を残したようです。