自動車の盗難防止装置「イモビライザー」を解除する機器の所持を禁止する条例が、愛知県で成立しました。
愛知県は、自動車の盗難が全国ワースト1。しかもその29%がイモビライザー装着車だといいます。
数年前まで、イモビライザーは解除不可能といわれていました。だからオーナーは油断していたのかも。
案の定、イモビライザー解除装置が開発されてしまいました。その名も「イモビカッター」。
このたび愛知県では、この装置を所持するだけで違法となったわけです。
一方で、イモビカッターに対抗する防犯装置も発売されています。その名も「イモビカッターガード」。
う〜ん。このベタなネーミングはどうでしょう。イタチごっこであることを隠そうともしていません。
やがて、イモビカッターガードを解除する装置も出るでしょうね。「イモビカッターガードカッター」とか。
すると対抗して登場するのが「イモビカッターガードカッターガード」ね。
以下繰り返しです。名称はドンドン長くなります。買うときに間違えないようにしなければ。
最後が「ガード」で終わるのが防犯装置、「カッター」で終わるのが犯罪道具と覚えましょう。