iPhoneの「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-176.html" target="_blank" title="Siriさん">Siriさん</a>」は、利用者の発言内容を2年間覚えているそうです。秘書としてはかなり優秀です。
そんなSiriさんの記憶力を疑うわけではないですが、確認してみました。
私「8時に起こして」
シ(Siriさん、以下同じ)「午前8時にアラームをセットしました」(変なイントネーションで、以下同じ)
私「やっぱり9時」
シ「午前9時にアラームをセットしました」
連続した命令の場合、前の内容を覚えているようです。では、途中でSiriさんを終了した場合はどうか。
私「8時に起こして」
シ「午前8時にアラームをセットしました」
(ここでいったんホーム画面に戻り、またSiriさんを起動)
私「やっぱり9時」
シ「 ”やっぱり9時” が理解できません。でも、Webで検索できますよ」
そんなもの検索してどうしますか。どうやらSiriさん、いったん終了すると、別の人に変わるようです。
Appleのコールセンターには、同じ声のおおぜいのSiriさんたちがいるのでしょう。
2年間覚えているというのは、Siriさんたち全体として、私の命令を覚えているという意味なのです、きっと。
実際には、Siri利用者の音声データは暗号化され、6カ月間保存されるそうです。
さらにその後、利用者とのヒモ付けが切られ、単なる音声クリップとして、18カ月間保存されるとのこと。
何かの目的あってのことでしょうが、記憶媒体がだいぶ必要ですね。