健康食品のCM

健康食品のCMや広告って、概して「うさん臭い」ですね。

この手の商品は、中小メーカーのものが多いのですが、最近では一流企業系のCMが気になります。

よく目につくのが「サントリーウエルネス」の「セサミン」。

TV-CMだけでなく、ウェブ広告でもやたら目に付きますが、それがかえってインチキ臭い。

ウイスキーのCMでは定評のある親会社「サントリー」が、どうしてこんな三流CMを許すのでしょう。

「協和醗酵バイオ」の「オルニチン」のCMもいかがなものか。

CMに登場する草野仁氏ご自身が、この商品をあまり信用していない雰囲気が伝わって、やりきれません。

オルニチンのウェブサイトには、次のような「愛用者の感想」がありました。

「寝る前に6粒飲んでいますが、成長ホルモン分泌時に大いに働いてくれそうな想像をしながら寝ています」

って、もはや服用後の感想ですらない。

健康食品は医薬品ではないので、効能や効果があるという表現は「薬事法」によって規制されています。

したがって、効能・効果に関しては、あくまで「個人の感想」という形で表示しなければなりません。

あるCMで、医師がその効能を解説するシーンに、「個人の感想です」とテロップが出たのには笑いました。