中国歴史ドラマ「項羽と劉邦」の放送(全80話)が、明日から始まります。楽しみです。
「秦」の末期から「漢」が成立するまでの物語です。
司馬遼太郎の小説はまだ読んでおらず、読んだのは横山光輝のコミックだけですが、大好きな物語です。
ていうか、中国歴史物はどれも好きです。
いちばん有名なのは「三国志」でしょう。これは横山以外に、吉川英治などでも読みました。
横山漫画で全60巻(文庫版で30巻)、吉川小説で全8巻の大作ですが、いつか読み返したいものです。
映画「レッドクリフ(Part I・II)」は、横山版ならわずか4,5巻程度のエピソードに過ぎず、物足りません。
横山光輝の中国歴史物でいうと、私がいちばん好きなのは「殷周伝説」(全22巻)です。
「封神演義」という名前で知られる、「殷」の暴君「紂王」が「周」の「武王」に誅される物語です。
かつて安能務の小説「封神演義」(全3巻)を読んで衝撃を受けました。面白すぎる。
なにしろ奇想天外。仙人や妖怪が両国に加担するものだから、戦闘もハチャメチャです。
藤崎竜の同名漫画も大ヒットしたようですが、これは絵のタッチが嫌いで読んでません。
「項羽と劉邦」の放送スケジュールを見ると、秦の始皇帝が死去するまでに9話を費やすようです。
これは横山光輝版「項羽と劉邦」(全21巻)の第1巻に収まっている内容です。
どうやらドラマでは、本題に入る前の時代背景を、かなり詳しく描いてくれそうです。
とりあえず今日のうちに、横山漫画で予習しときました。