執筆の執念

ライブドア元社長・堀江貴文氏が、4日前に仮釈放となりました。

彼は獄中から、メールマガジンを発信し続けていました。

収監前から毎週配信していた「堀江貴文のブログでは言えない話」がそれです。

目次を見ただけでも、時事ネタ、起業記、近況報告や書評など、バラエティーに富んだ内容で面白そうです。

収監中の配信では、「ダイエットに効果的なグルメ情報(獄中版)」のような自虐ネタも満載です。

有料(月840円)でありながら1万人以上の購読会員があり、服役中にもかなり稼いでいたことになります。

ホリエモン恐るべしです。

仮釈放後、彼は「インターネットを使ったニュース批評の新しい形を事業化したい」と語っていました。

長野刑務所では、かなり充電したようです。その才能を、これからは良いコトに使って欲しい。

服役囚と書き並べるのも恐縮ですが、脳梗塞で入院していた石原慎太郎氏も、病床で小説を書いたそうです。

しかもそれを「非常にいい短編小説」と自画自賛してはばかりません。これまた恐るべき人物です。

私が万一、入院したり収監された場合、この人たちと同じような執筆活動ができるとは、とても思えません。

もちろん、入院も収監も、できれば避けたい。まずはそれからです。