勤務医の頃も今も、マンション業者から時々、セールスの電話がかかります。
ほぼ例外なく、大阪のマンションです。
業者名を名乗らず、個人名で電話してくることも多いのですが、それはまだマシな方。
勤務医時代には、大学の医局の実在医師の名をかたって職場にかけてくる、ふとどきな業者もありました。
「節税対策に」とか「いいお話があります」とか「儲かる話ですよ」などと、関西弁でまくしたててきます。
「節税するほど稼いでいません」と言い返すと、「またまたご冗談を」と一笑に付されてしまいます。
「もっといい話かと思った」と皮肉を言えば、「最後までお聞きになればわかります」と食い下がる。
「儲かるなら、あなたが買ったらどうですか」と言ってみたら、「もう買いました」と明らかにウソ。
「電話セールスは、必ずお断りするポリシーなので」に対しては、「ポリシーが変わりますよ」です。
まぁ、それにしても、「ああ言えばこう言う」のオンパレード。しかも関西弁。
電話を切れば済むことなのですが、私の悪いところは、そのセールストークをしばらく聞いてしまうこと。
自分がどれだけ平静さを保てるか、ふとそれを試してみたくなるのです。ま、結局時間のムダですが。