バチカンの<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-502.html" target="_blank" title="コンクラーベ">コンクラーベ</a>では、5回目の投票で、新ローマ法王が決まりました。私の予測よりは早かった。
アルゼンチン人のベルゴリオ枢機卿が名乗る新法王名は「フランチェスコ1世」だそうです。
ところが、バチカン(法王庁)の発表では「1世」は付いていません。
「2世が現れて初めて1世の呼称が使われる」べきだからですが、日本では「1世」付きで報道されています。
それどころか、日本のカトリック中央協議会の発表では、「フランシスコ1世」と表記されています。
朝日、毎日、NHKなどもそれに従って「フランシスコ1世」と報道しています。
ちょっと待って下さい。「フランシスコ」じゃないでしょう、「フランチェスコ」でしょう。
新法王名は、フランシスコ会の創立者である「聖フランチェスコ」に由来しています。
中世イタリアの聖人の名前は、やはりイタリア読みしなければなりません。
映画「ブラザー・サン シスター・ムーン」の中での発音は、あきらかに「フランチェスコ」でした。
これは聖フランチェスコの半生を描いた、私の大好きな映画です。
中学生の時に観て、感動した思い出があります。共演女優のジュディ・バウカーもすごくよかった。