定額料金で聴き放題の「定額音楽配信サービス」が、次々と立ち上がっているようです。
しかしどうも、私にはピンときません。ほかの「聴き方」と比べてみました。
(1)定額配信
音楽を聴く時間・頻度が少ない私には、「聴き放題」はムダなサービス。どう考えてもコスト高です。
楽曲は所有するものではなく、いつでも聴ける環境を買うのだ、という割り切りも必要。これも私には無理。
(2)ダウンロード
AppleのiTunesとiPodが構築したともいえる、標準的な音楽の聴き方。楽曲を所有している感があります。
クラウドサービスと連携して、スマホやPCで同期できるので、いつでもどこでも聴けて十分便利です。
(3)CD
しかし思い入れのある曲は、CDを買って、ちゃんと座って、スピーカーで、やや大音量で聴きたい。
何よりも、所有欲が満たされます。欲しいCDは、あまり聴かなくてもいいから所有したい、とさえ思う。
(4)レコード
もはや私はプレーヤーを所有していませんが、レコードはどこかに保管しています。たぶん段ボールの中。
音質の問題で言えば、あのノイズはジャズに最適。針を落とすときのわずかな緊張が、聴く態勢を整えます。
(5)生演奏
大富豪ならコレ。自宅にコンサートホールを併設し、世界中のミュージシャンや交響楽団に演奏させます。
その日の聴きたい曲目に合わせて演奏者を招聘しますが、到着するまでに時間がかかるのがネックです。