背中だけでなく腹も黒いヒラメが、玄界灘で刺し網漁にかかったと、話題になっています。
ヒラメと聞いてすぐ思い出すのは、「左ヒラメに右カレイ」というフレーズ。
目のある側を表にして、腹部を手前にして置くと、左向きなのがヒラメ、右向きなのがカレイ。
一般に、魚の絵を描くときや皿に魚を盛りつけるとき、頭を左に向けた方がなんとなく落ち着きます。
その意味では、カレイよりもヒラメのほうが落ち着きます。
犬や猫や自動車や自転車の絵を描くときでも、どちらかと言えば、左向きにすることが多いですね。
これには<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-319.html" target="_blank" title="利き手">利き手</a>(右利き)との関係も考えられていて興味のあるテーマですが、その話はまた別の機会に。
今回見つかったような両面が黒いヒラメは、「人工的に育てられた個体には時折ある現象」らしいです。
もともと養殖ヒラメには、裏側の白い方に黒い斑紋があるそうです。これは知りませんでした。
斑紋ができる原因は、海底の砂に潜れないためのストレスらしいです。
養殖場の水槽の底はコンクリートなのでしょうか。そもそも養殖自体がストレスでしょう。
玄界灘で捕れたヒラメは、何かよっぽどひどいストレスにさらされていたのかもしれません。