ローマ法王ベネディクト16世が、高齢を理由に今月末で退位することを表明しました。
そうなると、来月にも行われるのが、ローマ法王選出のための選挙、いわゆる「コンクラーベ」です。
そしてコンクラーベと聞くと、どうしても連想してしまう言葉が「根比べ」ということになります。
8年前のコンクラーベのとき「郵政民営化はコンクラーベではなく根比べだ」と言ったのは小泉首相。
映画「天使と悪魔」は、「コンクラーベ好き」にはたまらない映画といえるでしょう。
私にしては珍しく、この映画は劇場で観ました。しかも封切日に。
最近の映画は金曜日に封切られることが多いのですが、金曜日というと当院の休診日なのです。
平日の昼間だからでしょうか、封切日なのに場内はガラガラでした。
私よりも前方に座っている観客は1人もおらず、ちょっとした「貸し切り」気分で映画が鑑賞できました。
どうやら熊本には、コンクラーベ好きはあまり多くないようです。
この映画では、シュトラウス枢機卿役の、アーミン・ミューラー=スタールが渋くて良いですね。
映画「シャイン」で主人公の父親役を演じた、私の好きな俳優です。
昨日報道されたところでは、コンクラーベの開催時期が来月前半に早まりそうだとのこと。
予習かたがた、録画しておいた「天使と悪魔」を先ほど観なおしたところです。