声優交代

久しぶりに昨日「ぴったんこカンカン」を見てたら、ナレーションが滝口順平(の声)でした。

あの人って、だいぶ前に亡くなったのでは?

と思って調べたら、別人(古賀慶太氏)が滝口氏に似せてしゃべっているようですね。びっくりしました。

ナレーターや声優が、亡くなったり病気したりすると、「後継ぎ問題」が浮上します。

その人が演じている「キャラ」はまだ生きているからです。

私がよく覚えているのは「刑事コロンボ」です。

NHKで1972年から放送された最初のシリーズでは、コロンボの声は小池朝雄氏でした。

その独特の声質や口調は、コロンボ役の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-97.html" target="_blank" title="ピーター・フォーク">ピーター・フォーク</a>(の外見と役柄)にピタリはまっていました。

突然小池氏が亡くなり、どうなるんだろうと思っていたら、石田太郎氏が後継ぎとなりました。

小池氏に似せて吹き替えていたとはいえ、初めのうちはかなり違和感を感じました。だんだん慣れましたが。

後に、BS放送で吹き替えなしのコロンボを見たとき、ピーター・フォークの声には驚きました。

違和感どころか、まったく別人。あれはコロンボじゃないでしょう。

コロンボのイメージって、小池氏の声に負うところが大きいですね。

ピーター・フォークの声質を無視して、独自の声質でコロンボのキャラを作った小池氏はすごいと思う。