今年もセンター試験が行われました。
昨日は、試験時間中に問題冊子を会場外に持ち出し、予備校関係者に手渡すという、不正行為が起きました。
その目的は、予備校が「模範解答を早く作るため」だとされていますが、本当にそうだったのでしょうか。
報道はされていませんが、実はこれには、もっと深い不正があったかもしれません。
(以下想像)
持ち出された問題冊子は、会場近くの路上のバンで待機する「特別チーム」に渡されたのです。
彼らは迅速に問題を解き、その解答を、しかるべき「顧客」に発信します。
顧客である受験生は、その情報を特別製の腕時計の液晶画面で読み取り、楽々と解答することができます。
(想像終わり)
センター試験とは言いますが、会場で監督をしているのは、急遽かり出された大学教官です。
余計な仕事を担当させられて、迷惑している人たちです。早く終わらんかな、とばかり考えているのです。
私の試験監督としての体験談は、ちょうど<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-162.html" target="_blank" title="1年前">1年前</a>と<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-70.html" target="_blank" title="2年前">2年前</a>のブログにも書いた通り。
「試験を時間通りにスムーズに進行させること」だけを考えて、監督していました。
なので、試験時間中のトイレ退室などという「イレギュラーな事態」が起きると、とてもイヤなのです。
そんな受験生には「さっさとトイレに行って、さっさと帰って来なさい」と言いたくなるのです。
彼らが<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-78.html" target="_blank" title="不正">不正</a>をしようとしているなんて、考えたくもないのです。
今回の事件で、問題冊子の持ち出しに気がつかなかった試験監督の気持ちは、よく理解できます。