被検索性

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

という本の著者、岩崎夏海氏が今朝のTV番組で、そんな長ったらしいタイトルにした理由を言ってました。

「検索で引っかかりやすくするため」だと。

なるほど。ネットでの「検索のされやすさ」を高めるのために、キーワードを全部盛り込んだわけですね。

これは目からウロコでした。岩崎氏、なかなか目先が利いてます。

この「被検索性」は、PCの文書ファイルのタイトルを付けるときに、私も大いに利用しています。

たとえば9月に私が作った、不活化ポリオワクチンの院内告知ポスターの、印刷用文書ファイルのタイトル。

以前であれば、「不活化ポリオ-2012.09」などのファイル名を付けていたかもしれません。

それを「診療」フォルダ内の「院内掲示物」フォルダ内の「予防接種関係」フォルダに保存したでしょう。

しかし今は、保存場所(フォルダ)はあまり重要ではありません。検索さえ出来ればいいからです。

そのかわり、文書ファイル名にはいろんな情報を盛り込んだので、次のようになりました。

「不活化ポリオワクチン接種中-くまモンギター-2012.09」

ギターを抱えたくまモンのイラストを使用したポスターなので、その情報も加えています。

文書ファイルの整理において、かつて私が陥っていたのは「分類地獄」でした。

フォルダを細分化してどんどん深くしたあげく、ファイルをどこに配置するかで悩むというバカな話です。

しかし今は、PCにできることはPCに任せる、という考えです。言ってみれば「検索天国」。