日本の造幣局が、バングラデシュの貨幣を造ることになりました。
よその国のお金を作るのもアリなんですね。
バングラデシュの通貨単位は「タカ(Tk)」。1タカ=約1円だそうです。
製造を受注したのは「2タカ硬貨」5億枚。落札額は5億2千万円。造幣局の利益はあまりないとのこと。
「2タカ」と聞けば「3ナスビ」と言いたくなりますが、その話は膨らませません。
「タカ」の補助単位は「パイサ」だそうです。1タカ=100パイサ。
「インド・ルピー」の補助単位も「パイサ」。1インド・ルピー=100パイサ。
「パイサ」という言葉自体に、「セント」と同様に100分の1という意味があるんでしょうね、たぶん。
「セント」を補助単位とする通貨はとても多いです。調べてみると「ドル」以外にもいろいろあります。
「ケニア・シリング」も「スリランカ・ルピー」も、その100分の1は「セント」。
「セント」と同語源と思われる補助単位も多いです。
南アフリカは「センテ」、フィリピンは「センティモ」、インドネシアは「セン」。
日本の「銭」の由来も「セント」だとか。これは知らなかった。