ホームページ更新

このブログのほかに、クリニックのホームページも、けっこう頻繁に細かく更新しています。

開業からしばらくの間、ホームページの更新は業者任せにしていました。

しかしそれでは、月々の料金があまりにも高い。なので今年から、最低料金のプランに変更しました。

業者は「場所」を提供してくれるだけ。更新作業はすべて、自分がやらなければなりません。

そのかわり「小回り」がききます。新着情報の更新なら、診療の合間に1分ほどあれば完了です。

新たなページとか、メニューのボタンを作るのは少し面倒ですが、それも楽しいものです。

自分で作業する欠点のひとつは、SEO対策が不十分ということでしょう。

ホームページのアクセスを増やすための、一言で言えば「Google対策」です。

しかしSEO対策というのは、裏技的手法であって、必ずしも正しい行いではありません。

それよりも、ホームページそのものを良質なものにするのが本筋でしょう。

当院はこの10月で開院5周年を迎えました。

この機に、もっとホームページを充実させよう、と思うのも、これで5回目。なかなか実現しません。

大々的にリニューアルしようとするから、いけないのでしょうね。部屋の片付けと同じです。

毎日少しずつ、ちょこちょこと、新しくしていこうと思います。

何でも「積み重ね」です(言い訳)。

イモムシ再び

クリニックに黒いイモムシがたくさん現れたことは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-346.html" target="_blank" title="以前書きました">以前書きました</a>。

「セスジスズメ」という、スズメガの一種の幼虫でした。

今度は自宅で、新種発見です。

生垣のプリペットが茂り、枝が飛び出しているのですが、その先っぽに、ぶら下がっていました。

太さ1cm以上、長さ10cm近くの、巨大なイモムシです。

黄緑色なので、今度こそアゲハか、と一時は喜んだのですが、残念。おしりにツノ(尾角)があります。

これはスズメガの特徴です。ネットで調べたら「シモフリスズメ」の幼虫と判明しました。

斜めのストライプが斬新で、口元がちょっとカワイイのですが、かわいくても蛾です。

動きが鈍いので、捕獲は簡単。昨夜2匹捕まえました。

イモムシ(芋虫)は元々、サトイモなどの葉っぱを食べる、スズメガの幼虫につけられた名称だそうです。

芋に付く虫だから芋虫。

だからスズメガの幼虫は、イモムシの本流と言ってもよいでしょう。

スズメガの幼虫は、数ミリ大の黒い糞をします。オシロイバナのタネに似ています。

今朝あらためて生垣の根元を見たら、糞がずらっと並んでいました。

まだまだかなり、住んでますね。

分解修理

日頃なにげに使っている日用品が、突然故障したとき、ひどく不便になるものですね。

わが家のシャワーがそれです。

シャワーと直流の切り替えタイプなのですが、数日前に突然、切り替えが効かなくなりました。

出てくるのは、シャワーでもなく、直流でもなく、その中間の状態のお湯です。

わかります? つまり、弱〜いシャワーと弱〜い棒状のお湯が同時に出てくる感じ。

頭からかぶると、ひどく中途半端な「打たせ湯」になります。

2日ほど知らんぷりをしていたら、家人が果敢にも分解修理を試みたようです。

分解して、そのまま組み立てただけなので、当然何も改善せず、おまけに部品がひとつ余ったと。

コントですか。

私がもう一度分解し、その部品をしかるべき場所に装着し、シャワーは直りました。

男はメカ好き、女はメカ音痴。こう言うと「そう単純に割り切るな」とお叱りを受けるでしょうか。

あちこちの痛み

自転車通勤を始めてから、あちこちの筋肉が痛みます。

毎朝ストレッチするせいか、下肢は意外と大丈夫ですが、問題は肩から背中。

マウンテンバイクなので、前傾姿勢で運転するのが応えるのでしょう。

お尻が痛くなる可能性を考慮して、サドルはあらかじめ軟らかいモノに換えています。これは正解でした。

パソコンのしすぎで腱鞘炎になってしまったことは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-21.html" target="_blank" title="以前にも書きました">以前にも書きました</a>。いわゆる「マウス腱鞘炎」です。

これは注射と湿布と内服薬と、マウスを「腱鞘炎用マウス」に換えたことで、おおむね治癒しました。

最近はマウスも使わず、トラックパッドを使うようになって、ますます手首は楽になりました。

でもそれにしても、夕方になると手首に怠さや鈍痛を感じてきます。

1日でいったい、どれぐらいパソコンしているのか。何文字ぐらい打っているのか。計算してみました。

まず電子カルテ。

診察所見の入力や処方等では、セット項目のクリック入力で済まされない内容を手入力します。

ミニカルテの文章も合わせると、一人当たり200文字ぐらいでしょうか。つまり原稿用紙半分。

1日の診療人数を仮に100人としたら、原稿用紙50枚ほどの「執筆活動」に相当します。

このほかに書くのは、役所や紹介医に出す書類、手紙やメールやFacebookや、忘れてならないのがブログ。

時間数で言えば、早朝1時間、仕事で12時間、帰宅後3時間、合計16時間程度は、Macを触っています。

そりゃ、手首も痛むでしょう。まさしく<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-32.html" target="_blank" title="医者の不養生">医者の不養生</a>。わかってます。

PC遠隔操作

パソコンの「遠隔操作」によるネット犯罪が、世間を騒がせています。

思い出すのは1年前、クリニックのホームページの大幅更新にあたって、業者に問い合わせたときのこと。

電話で聞きながら、あれこれ操作するのですがラチがあきません。すると先方が

「じゃあ、リモートでやてみましょうか」

指定されたウェブサイトにアクセスし、一定のパスワード等を、言われるまま入力しました。

その直後から、私のMacのマウスが勝手に動き出し、あちこちクリックしてパソコン操作が始まりました。

どうやら業者のPCには、私のMacの画面がそのまま表示されているようです。

「便利」を通り越して「怖い」と思いました。

だから作業が終わっても、遠隔操作の設定がきちんと解除されているのかどうか、とても気になりました。

遠隔操作による「なりすまし犯罪」においては、「踏み台」にされた人の冤罪が問題となります。

ネット犯罪では今後、常に遠隔操作の可能性を考えなければならなくなりました。

しかも、たとえ遠隔操作をした「真犯人」を突き止めることができたとしても、それが本当の真犯人なのか。

その「真犯人」のパソコンを遠隔操作していた、「真の真犯人」がいるかもしれません。

「真の真犯人」を突き止めたとしても同じです。

ネット犯罪容疑を完全に立証することって、可能なんでしょうかね。

ブログと飲み会

4月16日以来「連続6カ月」となりました。この間、ブログの更新は1日も欠かしていません。

「では、飲み会の日のブログはどうするのか」

こんな質問を、万一頂戴した場合に備えて、念のためお答えします。

その日が休診日であれば、昼間のうちに書いて早めに投稿しておき、夜の会合に備えます。

しかし、診療日の晩に飲み会がある場合は、たしかに問題です。

この半年では一度だけ、そのようなことがありました。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-266.html" target="_blank" title="その日">その日</a>は、仕事が終わるやいなやタクシーで街へ直行し、帰宅は午前様。

では、いったいいつ執筆したのかというと、街へ向かうタクシーの中でした。

考えてみると、最近は夜の街にはほとんど行きません。(昼の街にもあまり行きません)

どうも、仕事の後で街に出るのが面倒になったのです。(休みの日でも面倒です)

だから飲むのは自宅だけ。おまけにビールばかり。(しかも水曜日はノンアルコール)

こう書いてみて、なんか寂しくなりました。やっぱり、ときどき外の空気を吸わなければ。

孫社長

ソフトバンクの買収攻勢が続きます。

売上高は、ドコモを抜いて世界第3位に躍り出ましたが、「大丈夫か?」と心配になるほどです。

今夜の報道ステーションに出演していた孫社長、思わず「不適切な」発言をしてしまうほどのハシャギぶり。

日本の経済界には「大ボラか、無茶か、アホか、○○ガイか」ぐらいの思いや情熱が必要なのだそうです。

まああまり、羽目を外しすぎないでください、社長。

そんな孫社長ですが、とくにiPhone5発売前頃から、バタバタと仕掛け続けています。

以前から劣勢といわれていたLTEでは、大慌てで巻き返しつつあります。

テザリングについても、急遽1月導入が決まったと思ったら、さらに12月に前倒し。速度制限も緩和。

iPhone5販売では、異例の旧機種下取りを実施しました。

もちろんApple信者の私にとって、下取りなんてあり得ません。旧機種は当然手元に保管しています。

と思っていたら、手元に残るiPhone4Sを、2年間は基本料金無料で通話にも使えることになりました。

そういうわけで今は、着信専用のセカンド機として活用しています。

auがiPhoneに参入してから、明らかにソフトバンクのサービスが良くなりました。

やっぱり、競争原理っていいですね。

知ったかぶり

自転車を買うために、先日は3軒の店を巡りました。

もちろん、入念に下調べした上で出かけたのは言うまでもありません。

メーカーのHPでいくつかのモデルと仕様を確認し、通販サイトではそれらの実勢価格をチェックました。

さて2軒目に訪れた某店でのこと。

店内をざっと見渡しても、電動アシスト自転車が見当たりません。店員さんに尋ねると、

店「電動アシストは置いてないんです。取り寄せはできますが」

私「それじゃあ、カタログ見せて下さい」

店「あいにく、カタログを置いてないんです」

私「取り寄せができませんね」

店「あっ、カタログありました」

私「これ2010年のカタログみたいですが」

店「あまり製品は変わってないですよ」

私「回生ブレーキ装着車とかの、最近のモデルを見たいのです」

店「・・・」

知ったかぶりなんかするから、ボロが出るでしょうに。

店員さんがしどろもどろになっていると、社長が登場しました。

社「私が何でも承りましょう」

私「新型の電動アシスト自転車を買おうかと思っているのですが、カタログが古いようなのです」

社「何か新しいものをお探しですか」

私「法規が改正されて、アシスト率が変わったので、少なくともそれに対応したものを買いたい」

社「よくご存じですね、このカタログで見ると45キロ走れると書いてありますよ」

私「それはバッテリーのキャパシティーですよね。アシスト率は書いてないみたいですが」

社「45キロというのがアシスト率です。他にアシスト率はありません」

私「・・・」

知ったかぶりを通り越して、ゴリ押しです。

悲しくなって帰る私を、社長の奥さんらしき人が、申し訳なさそうに見送ってくれました。

今回の件は教訓とします。「人の振り見て我が振り直せ」です。

医療でも同じですから。

iPSと誤報

読売新聞の「大誤報」が話題です。

iPS細胞には無限の可能性があります。臨床応用されれば、将来の医療を大きく変えるでしょう。

だから「すでに臨床応用されていた!」という話題に飛びついてしまったわけですね、某記者は。

残念ながら、ガセでした。

誤報の経緯をみると、あきれるほど「裏付け」をとっていませんね。森口氏の言いなりで報道してます。

だいたい今回は、発表が唐突すぎ、内容が画期的すぎ、そもそも森口氏の前評判がなさ過ぎ。

この3点から、医師や医学研究者がみたら、誰でもすぐに怪しむようなニュースでした。

誤報の原因は、記者の医学的センスの無さと検証の不足に尽きます。

「ハーバード大学客員講師」の名前と「東大病院」という取材場所にもだまされたのでしょう。

先入観は禁物です。

しかし考えてみると、森口氏が嘘をついていると思うこと自体が先入観ではないか。

森口氏の言ったことが事実である可能性も、根拠なく排除すべきではないでしょう。

もしも、くだんの移植手術が実際に行われたとすれば、倫理的な問題がある可能性はあります。

本来は極秘にすべき「実験的手術」だったのに、彼は功名心のために発表してしまった。

だからハーバードが、彼の発表を握りつぶそうとしている、的な。

彼の身の安全が心配です。

映画の見過ぎ?

通勤路の障壁

天気の良い日が続きます。おかげで自転車通勤も順調です。

アップダウンの多い通勤路ですが、電動アシストのおかげでスイスイです。

ただ困ったことに、自転車の走行に適したルートが、いまだに定まらないのです。

問題は、自宅と職場の間に介在する3つの障壁:「白川」「豊肥本線」そして「九州自動車道」です。

この区間に橋は4つだけ。そのうち1つはかなり遠回りになってしまうので、実質的に選択できる橋は3つ。

踏切も限られます。踏切付近では自動車も集中するので、どうしても走りにくい。

さらに、高速道路のインター付近では、自転車で一般道路を走ること自体がほぼ不可能です。

これらの障壁をどのようにクリアすべきか、通勤ルートについては試行錯誤の毎日です。

思い出すのは20年以上前、大学で研究していた頃も、自転車通勤をしていた時期がありました。

住んでいたのは福岡の護国神社の近くで、大学までは約4km。

途中で天神と中洲を横切る必要があり、これがなかなかの障壁でした、別の意味で。